レオパにあげれる餌の種類
- ピンクマウス
- コオロギ
- デピュア
- ミールワーム
- 人工餌
主にこれらの餌を与えます。
自然界では主に小さい虫や、影になっている所にいるミミズ類を食べていると考えられています。
人工餌の多くはコオロギを中心に、色々な物を混ぜたバランス栄養食のパウダーになっています。これを水を含めて固めたものを与えるタイプの餌ですね。
栄養素としては、一番バランスが取れているのですが、いかんせんレオパの食いつきが悪いので、あまりオススメはされません。
レオパにとって一番いい餌って何?
レオパにとって一番いい餌は何か、となると様々な見解があるので、ここではペットQ調べで考えうる一番いい餌についての解釈を書きます。
レオパを含む爬虫類も人と同じく『五大栄養素』を元に栄養バランスが必要になります。
『炭水化物』『タンパク質』『脂質』に関しては、ほとんどの餌でカバーできますが、『ビタミン』『ミネラル』は餌の種類によって偏りが出てきます。
特にミールワームなどの場合、カルシウムなどのミネラルが不足しがちですね。
リンを多く含むミールワームの場合、リンによってミネラルの吸収を阻害されてしまうので、カルシウム剤などを混ぜても効果が薄いと言われてます。
コオロギ、デピュアなどの虫類を主食の餌にする場合
虫類を与える場合は、動く物に食いつきが良い個体などには与えやすいですね。
糞詰まりの原因になりやすい足を外して与えるのが良いですね。
ぶっちゃけ面倒ですが
栄養素としては、若干ばかりビタミン類とミネラルが不足するので、水に混ぜれる栄養剤でバランスを取るのが良いと考えられます。
ただ、コオロギやデピュアを餌にする場合、繁殖も考える事になるので、『どっちを飼っているか分からなくなる』というネタ話も出るほど手間がかかります。
この手間が問題なければ、コストも抑えつつ、バランスのとれた食事になるので、レオパを飼う上でオススメの方法です。
ピンクマウスを主食の餌にする場合
ピンクマウスの場合は全体的に栄養素のバランスの良い食事になります。
ですが、問題点として『栄養価が高すぎる』という点も。
あげ過ぎると肥満体質になりやすく、体調を崩す原因にもなりかねません。
なので、あげる量と日にちはかなりシビアにした方が良い餌ですね。
その点を除けば基本的に問題のない餌です。
ブリーダーがよくやるミールワーム+カルシウム剤
レオパのブリーダーがよくやっているのは『ミールワーム+カルシウム剤』という方法です。
餌を与えるときに、ミールワームにカルシウム剤を塗ったり、水に混ぜて栄養のバランスを取るようです。
基本的にバランスは悪くないのですが、若干カルシウム以外のミネラル不足が起こりえます。そのため、他の栄養剤を別途水に入れておくのは必須かと考えられるので、初心者向きではなさそう。
また、上記で書いたリンによる問題もあるので、できれば別の餌との併用が好ましいと考えられます。
ペットQ調べで考えられる一番いいレオパの栄養バランス
成体の場合、2~3日に1度餌を与えますね。
週におよそ3回与えるのが理想的です。
栄養のバランスを考えると『ピンクマウス1回ミールワーム2回』もしくは、『昆虫餌+ミネラル材』が良いのではないかと考えられます。
昆虫餌に関しては、やはり手間の問題もあり倦厭されがちですが、餌としてはかなり優秀な栄養素なので、できればこちらの方が良いと思います。
ただ、様々な理由で出来ない場合は、ピンクマウスとミールワームで給仕を行うのが良いでしょう。
リンのたまり過ぎが心配な場合は、月に1度程度ピンクマウスのみの週も良いかもしれません。
結局は、爬虫類はどちらにしても餌の手間はかかるので、飼い主の負担と、レオパ自身の負担のバランスをとって、お互い無理のない範囲で与えるのが一番かもしれません。
餌と床材をレオパに誤認させないための対策
レオパは結構頭が良いので、餌を毎回与えていると覚えてくれます。
たまに起こりうる問題として『餌と底材を誤認する』という事があります。
調べると、理由として『餌を与えるのも、ごみの除去も箸を使っていた』という事が多いようです。
レオパが『箸=餌をくれるもの』と認識してしまうと、ごみを取り除くときに、底材などを誤って食べてしまう事があるのです。
なので、出来るだけ餌はピンセット、ごみ取りは箸など、別々の道具を使っておく方が良いです。
これからレオパを飼う人は、このあたりにも注意しておきましょう。