まずはカナリアの飼う時に必要な道具を用意しよう
カナリアは10年ほど生きます。
16世紀初頭より品種改良をされて、古くから愛玩動物として親しまれてきました。
そのため、人に慣れやすく、環境変化に強いという特徴があります。
適応能力が高く、初心者でも飼いやすい鳥なので飼っている人も多いです。
飼育環境を整えよう
カナリアの飼育で必要な物
- 飼育カゴ
- 止まり木
- 巣穴
- 餌バコ
- 黒い布
- 水入れ
- 餌・ボレー粉
- 青菜類
- 掃除道具
飼育カゴは円柱型のものや、箱型のものがあります。
最近ペットショップに売られているものは箱型が多い印象ですね。
飼育カゴには最初から止まり木がついているものと、網だけのものがあります。
網だけのものの場合は、木製の止まり木を1~2本ほど用意してあげましょう。
箱型の物であればセットになっている物が比較的簡単にカナリアを飼い始める際にオススメです。
カナリアの餌について
基本的な餌は市販で売られているカナリア専用の餌で問題ありません。
栄養バランスを考えると、青菜中心にするよりも合成飼料を中心にする方が良いでしょう。
別の鳥の餌もありますが、カナリア専用の餌にしておかないと栄養不足になる可能性もあるので注意が必要です。
カナリアの餌は必要な物にも書きましたが、ボレー粉を別で用意しましょう。
ボレー粉は、ミネラルなどの鉱物飼料で、貝などの殻を潰したものが入っています。ヨウ素やカルシュウムなどを取るために必要な物なので、必ず用意をしてください。
青菜はカナリアの好物なので、おやつやスキンシップであげるのが良いですね。
ただし、ネギ類やホウレンソウなど灰汁が強い青菜は毒になるので避ける必要があります。
掃除道具などは必須
飼育カゴの中で、糞をしたり羽が抜けるなどで中は毎日汚れます。
汚れに気づいたら、なるべく早めに掃除を行ってあげてください。
また、飼育カゴも季節にもよりますが月1~2ヶ月に最低1回は熱湯消毒を行ってください。
ダニや寄生虫などの対策として、熱湯消毒、殺菌消毒は必ず必要です。
繁殖をするなら巣皿や庭箱を用意
春先~夏にかけてカナリアは巣引きを行います。
年に1回卵を産むときに、安心して卵を預けられる土壌が必要です。
- 皿巣
- 疑卵
- 卵黄粉
※詳細は別途まとめる予定です。
カナリアを飼う時の手順
カナリアを飼う時は、最初に近くにかかりつけにする獣医さんを探しましょう。
何かあった時に、カナリアに負担をかけないために必要です。
餌は朝晩に餌箱に餌が入っていることを確認して、一緒に掃除をしてあげるのが良いですね。
水が汚いと体調を悪くしてしまうことが多いですが、水入れに糞をすることも多いので、カナリアの口に入るものには注意をしてあげましょう。
室温については、20度を下回らないように注意。
四季の変化に強い鳥ですが、あまり寒すぎると弱ってしまいます。
また、上記にも書きましたが灰汁が強いネギやホウレンソウなどを与えてはいけません。
もしもネギやホウレンソウを間違って与えてしまった、食べてしまった場合はかかりつけの獣医に相談してください。
雛の場合は体がまだ弱い
雛から飼う場合は成鳥になるまで室温や体調管理には注意が必要です。
初めて飼う場合は1歳前後の成長を飼うのが無難です。
また、雛は入手が難しいので、どうしても雛から!という場合は知り合いから譲ってもらうなどの方法になる事が多いです。
鳴き声が気になるのであればメスを飼うのがオススメ
マンションなどで飼う時に、鳴き声が気になるのであればメスを飼いましょう。
オスの場合は普段あまり声は大きくないのですが、産卵期などに大きく鳴く習性があります。
窓を開けたら外に大きな声が聞こえてしまった、などで近隣トラブルになる事もあるので、オスを飼う時は注意しましょう。
飼い方のまとめ
カナリアは小鳥の中でも、比較的飼いやすい鳥です。
ですが、周囲の環境を整えてあげるなど、毎日お世話をなるべく行ってあげましょう。
慣れてくれば、手乗りのカナリアになりますので、仲良く一緒に遊べますね!
10年生きる生き物なので、最後まで責任をもって飼うように迎え入れましょう。