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初心者向きの爬虫類のオススメは何?初めてでも飼える爬虫類

初めてでも飼える爬虫類。初心者向きの爬虫類のオススメは何?

渚 ナギサ  

初めて爬虫類を飼うのであれば何がいいのかまとめてみました。 爬虫類は飼いやすいというイメージはある人もいますが、どのような種類が飼いやすいのかご存知ですか? 飼うのであればこちらから選ぶのがオススメ!

爬虫類をお初めて飼うなら餌から選ぶ

爬虫類を飼うのに、初めての場合はどの餌を与えるのかによって変わります。
基本的に『生餌』を与えなければいけないものと、それ以外の餌でも大丈夫なもの。
この二つに分類できます。

生餌を与えなければならないものに関しては、爬虫類以外にも食事用の虫などの飼育・管理も必要になるので、初心者にはオススメできません。
特に大型の蛇や、トカゲなどになると生餌が必要な物も多いので、小さいころは大丈夫でも、大きくなってから飼えないという風にならないように注意しましょう。
虫などの生餌が必要な物の場合は、爬虫類以外にも虫の脱走にも注意を払う必要があるので、あまり初心者向きではないと考えられます。

初めて飼うのにおすすめな爬虫類

初めて爬虫類を飼うのであれば、以下の爬虫類がオススメです。

  • コーンスネーク
  • ヒョウモントカゲモドキ
  • ニホンカナヘビ
  • フトアゴヒゲトカゲ

雑食の爬虫類であれば、生餌以外にもいろいろな餌を食べてくれます。
特にネットや、ペットショップなどで購入できるピンクマウスなどのもので飼育出来れば、

コーンスネイク

蛇の中でも順応性が高い種類で、ある程度の道具をそろえて飼い始めることが出来るのが利点。
色の種類が多いので、爬虫類愛好家の中でも人気が高い種類の蛇です。

餌はピンクマウスをベビーの時から与えることが出来ます。
ベビーの場合は、足だけなど小さくして与えるのが良いでしょう。
餌を与える頻度も、週に1~2回でよいので初めての人でも飼いやすいです。

寿命も10年~15年はあり、ヒーターなどで冬場でも元気に動くような環境も作り上げられます。
冬眠は、繁殖をさせる必要がない場合はさせない方が良いです。

ヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー)

ヤモリの仲間ですが、指先に趾下薄板しかはくばんをもっていないので、壁に張り付いたりしないので、脱走の心配も少ないです。
また、動きが遅いので初めての人でも扱いやすいのが特徴です。

かなり大きな利点として、トイレを覚えるという点です。
臭いなどでしつけをちゃんとすれば、清潔さを保ちながら飼うことがしやすい爬虫類ですね。

こちらもピンクマウスをエサにすることが出来ます。

ニホンカナヘビ

自然の中にもいるトカゲの仲間。
道具をそろえて飼うことができます。
ただし、餌には芋虫やバッタ、コオロギなどの虫が中心です。
魚用のミールワームなどでも餌として利用できます。

フトアゴヒゲトカゲ

フトアゴヒゲトカゲは雑食なので、ピンクマウスやミールワームなどを中心に、野菜をあげることが出来ます。
水のほかにも、野菜などから水分補給をするので、幼体よりも成体の方が飼いやすいタイプの爬虫類です。

野菜はネギ類やホウレンソウなどの灰汁が強いものと、ニンニクなどの刺激物を含むものを避けましょう。

餌の保管方法の基本と与え方

爬虫類の場合は、虫の餌を与えないのであれば、ミールワームやピンクマウスが中心に餌を与えることになります。

ミールワームは10度以下の環境で保管すれば成長しませんし、餌を与える時以外におがくずの中にいれておけば見るのを避けることが出来ます。
ピンクマウスの場合は、冷凍で売られているので、常温解凍もしくは湯銭で解凍して与える必要があります。

冷凍のまま与えてしまうと、温度変化で体調を崩してしまったり、拒食につながるので絶対にやめましょう。

どちらも冷蔵庫、冷凍庫の中に保管するので、家族の理解が得られない場合は飼うのが難しかもしれません。

初めて飼う前に知っておくべきこと

爬虫類を飼う場合は「絶対に脱走させない」という心構えが大切です。
特に蛇の場合、脱走して危険だという理由で駆除されることも少なくありませんし、生態系を壊す理由になる事にもつながります。

2重3重の脱走防止策を必ず用意しておくようにしましょう。

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