レオパードゲッコー(ヒョウモントカゲモドキ)のトイレのしつけ方
基本的にレオパードゲッコー(ヒョウモントカゲモドキ)はトイレを覚えてくれます。
覚える方法としては『匂い』で記憶。
そのため、糞の匂いがいろいろな所にあると、意図したところと違うところに糞や尿をするようになります。
そこで、具体的なしつけの方法を確認していきましょう。
基本的な飼い方についてはこちらをご確認下さい。
トイレに最適な設置場所は隅の方
レオパードゲッコーにとってトイレの最適な設置場所はケージの隅の方だと考えておくことが前提になります。
安全だと考えられる場所で糞尿をするのが習性だと考えて良いでしょう。
ですが、問題なのが『レオパ自体が糞をけ飛ばす』事です。
安全と思われる場所で糞をするのは間違いないのですが、どうしてもしっぽや足でけ飛ばしてしまいます。
そのため、隅だけじゃなくいろいろな所に臭いがつき、全体に糞をしてしまします。
そのため、こまめにほかの場所の臭いを取ることが大切になってきます。
ピンセットなどで移動させて、臭いをつけておきましょう。
糞をしたらトイレに移動させてアルコールなどで消臭
臭いを消す方法はいくつかありますが、一番確実でレオパードゲッコーの体に影響が少ない方法はアルコールで消臭です。
糞を移動させてから、あった場所付近を消毒用アルコールで濡らしたティッシュなどでふき取りましょう。
ティッシュにしみこませたアルコール程度であれば基本的に問題が起こることはほとんどありません。
ですが、レオパードゲッコーにとって、消毒用アルコールは少量ながら毒性があるので、一度外に出してからふき取る方が安全です。
は虫類専用の消臭スプレーもあるので、そちらを使うのも良いでしょう。
設置するトイレの材質は何がいいのか
トイレの床材としては、キッチンペーパーがオススメです。
アスペンチップやキッチンペーパーが床材として好まれますが、臭いを付けるという意味でもキッチンペーパーが手軽です。
アスペンチップの場合、取り除きやすいなどの利点がありますが、他の場所に臭いがついた場合消臭が手間になります。
また、レオパードゲッコー自体が足やしっぽなどで床材をかき回してしまうので、どの部分に臭いがついているのか分かりづらいという点でも、ペットQではキッチンペーパーをオススメします。
トイレの手間などを極力省きたい場合は、キッチンペーパーの方が良いですね。
キッチンペーパーの場合、ケースの床部分に臭いをつけて、他のところを消臭をちゃんとしておけば問題ありません。
レオパードゲッコーの糞のチェックは欠かさずに
レオパードゲッコーの糞を片付けるときにチェックを欠かさずに行いましょう。
俵状の糞の形状や、色は欠かさずに確認します。
体調が悪ければ、色や形状が崩れてきます。
体重・体色などにも変化がありますが、分かりづらい事があるので、糞のチェックは大切になってきます。
食べたものの色が残っているので、餌を変えた時などに色が変わることがありますので、食事の内容も覚えておく必要があるので、その点は留意しておいてください。
トイレのしつけで、臭いを付けるのと同時に、形などの確認も忘れないようにしましょう。