文鳥の飼い方の基本
まず、文鳥の基本情報から知っておきましょう。
文鳥は体重が平均25gの小鳥です、穀物の種などを食べます。
もともとインドネシアなどの熱帯地域に生息していた鳥で、暖かい環境を好みます。
鳴き声は鳥の中でも小さく、ペット不可のマンションなどでも管理会社の意向で飼うことが出来る場合があります。
※ペット不可のマンションで飼う場合は必ず管理会社に確認してください
色々な種類の文鳥がいますが、基本的に飼い方や飼いやすさの違いはほぼないので、惹かれた子と一緒に暮らすのが良いでしょう!
文鳥と暮らす一日の流れ
文鳥と暮らすと、1日の流れがある程度決まります。
朝餌をあげて、仕事などから帰ってから放鳥を30分~で行いましょう。
夜、寝る前に餌をあげないようにした方が良いです。
水は出来るだけ毎日入れ替えましょう。
放鳥は犬の散歩などと同じ
文鳥を部屋の中で放鳥するのは、犬の散歩と同じで毎日行います。
一緒に遊ぶことで、どんどん懐いてくれるので、放鳥の時間を楽しみましょう!
放鳥時に手乗りにするなど、一緒に遊べるようになると楽しくなりますね。
餌はペレット(人工飼料)や野菜など
文鳥は雑食の小鳥です。
自然では穀物の種や小さい虫などを食べて生活をしています。
なので、バランスよく食べさせるのが難しいのもあり、人工飼料を中心に育てるのが良いですね。
道具を揃えて飼い始められるのが文鳥の特徴
文鳥は初心者にオススメされる理由の一つが『道具があれば飼い始められる』という点です。
特に、鳥の中では比較的温厚な性格なので、初めて飼う人でも問題なく飼い始められます。
道具の値段は、かなりこだわっても3万円でそろえられて、最初は簡単な道具だけというのであれば5千円~1万円ほどで揃える事が出来ます。
エサ代も基本的に月千円かからないので、経済的にも負担が少ないですね。
文鳥を見てくれる動物病院を最初に探すのは必須
文鳥は飼っている人が多いのもあり、動物病院で見てもらえることが多いですが、犬猫専従の動物病院もあるので、飼い始める前、飼い始めてすぐの段階でかかりつけ医を探しておくことは大切です。
文鳥の代表的な病例
文鳥の代表的な病気も確認しておきましょう。
- 鳥インフルエンザ
- オウム病(クラミジア病)
- そのう炎
- 肝機能障害
- カンジダ症
- 皮膚真菌症
代表的な病気としてはこのような病気があります。
早急に病院に連れていくことが大切ですが、室内の環境の見直しも大切です。
文鳥の体調がすぐれない時にする対策
体調がすぐれない時は、栄養バランスが崩れてないか、保湿や温度が不適切でないかなどを確認しましょう。
湿度を60%以上、温度を25度以上に保つように気を付けるのが良いです。
また、菌の感染源になりえる場所をアルコールなどで早期に消毒しておくことも大切です。
鳥かごの下など、糞が溜まりやすいところや、放鳥する部屋の埃が溜まりやすい場所などを早めに掃除してください。
あくまで対処療法なので、症状の原因が分からない場合は、すぐに病院に連れていくようにすることが大切です。
基本的な情報を抑えて文鳥と暮らそう!
文鳥は人懐っこく、手乗りになってくれたり、仕草や鳴き声が可愛い小鳥です。
鳴き声で感情表現が出来るので、一緒に暮らしていくうちに機嫌なども分かるようになってきます。
暮らしていると、愛着もわいてくるので、新しい家族を迎え入れるという事を予め理解しておきたいですね!
また、文鳥にとって日本の冬は、自然界で生きるのには厳しい環境なので、放鳥時などに逃げないようにちゃんと戸締りを忘れないようにしましょう。
逃げた文鳥は見つかる、という話はありますが、自然界では天敵も多いので、確実に戻ってくる保証はどこにもありません。
一緒に暮らすうえで、迷子にならないようにするのは飼い主の義務なので、ちゃんと対策をしておきたいですね!
こういった基本を押さえて、これから文鳥を飼う人は準備をしていきましょう!