文鳥の放鳥時間は1日1時間以上が理想
文鳥の放鳥時間は色々な時間が言われていますが、基本的には1時間以上が理想的だと考えられます。
長時間鳥かごの中にいる生活をしているので、できれば1時間は一緒に遊んであげるのが良いですね。
ですが、どうしても出来ない事もあるので、1時間目標で30分以上というところが現実的な時間ではないでしょうか。
放鳥にはある程度リスクガつきものなので、長時間無為に放鳥させるのも考え物ですので、ちゃんと目の届く間だけ放鳥させる方が良いでしょう。
種類によって、放鳥時間が変わるという事はありませんので、どの文鳥でも同じぐらいの時間を目安にしてあげてください。
夜に放鳥させるのはアリ?
独り暮らしの人は、どうしても生活習慣上『朝と昼は放鳥させられない』という人も多いと思います。
その場合は夜でも放鳥は問題ありません。
ただし、放鳥さえた後1時間ほど時間をおいてから寝かせてあげてください。
運動してすぐに寝てしまうのは、あまり体や脳に良くないのは人も小鳥も同じだと思います。
それを毎日しているとかなり負担が大きくなるので、なるべく放鳥後に時間を空けておくようにするのが良いのではないでしょうか。
文鳥を放鳥させる時のやり方
文鳥の放鳥に限らず、放鳥させる際は『逃がさない』という事を絶対に心がけましょう。
まず絶対条件として、窓や扉は閉めて放鳥時は『扉を開けて移動しない』という事が必要です。
また、注意しておきたいのは『文鳥が止まれる隙間』です。
特に電気回りには注意しましょう。
コンセント周りの埃などをこまめに取り除いたり、抜けかけていないか注意することがとても大切です。
むき出しの換気扇など、危険物は防御を
小さい部屋などだと、むき出しの換気扇があったりと、何かと危険な物が多いです。
その場合は、ホームセンターなどで園芸用の金網と、アルミ棒などを使って周囲に防御壁を作っておきましょう。
それを作るのが難しい場合は、放鳥時に安全を確保できるように使わないなどが大切です。
エアコンも出来れば噴出口などに対策をしておきたいところですね。
噴出口に向かって飛んでいくことは少ないのですが、たまたま風が止まったタイミングで興味を持ってしまったら危険です。
放鳥時の扉の開閉で事故が特に多い
特に多い事故の事例で、扉の開閉は放鳥時に行わないようにしなければいけません。
文鳥が、扉の先に興味を持ってしまい付いていこうとしてしまい、気づかずに扉を閉める時に挟んでしまう事が多いようです。
挟んでしまうと、体の小さい文鳥では大きな圧力で骨が折れてしまう事があります。
そうなると、命の危険がありますのですぐに動物病院に連れて行って処置をしてもらう必要があります。
他にも、注意を払っていない時に、床に降りた文鳥を踏んでしまう事があるなど、事故の可能性はあるので、放鳥時は常に気を配っておきましょう。
窓を開けて逃げてしまったら戻ってくる可能性はかなり低い
文鳥が逃げてしまうと、日本では外的要因で生きていけなくなることが多いです。
気温などもそうですが、カラスや猫など、脅威になる野生の動物が多くいるためです。
逃げてしまったら、警察で遺失物として届け出をすぐにする必要があります。
基本的には、放鳥時に『逃がさない』という事は絶対だと思った方が良いです。
糞はあきらめよう
糞の対策は何かないか……と思っていましたが、正直諦めるしかありません。
鳥は糞の場所を決めていないので、しつけをすることが出来ません。
糞をしたらすぐにふき取るなどの事後対策をするようにしましょう。
また、人の上に乗るのが好きな文鳥だと、服にシミが出来てしまうことがあるので、放鳥の時は上に1枚シミになってもいい服を着ておくというのも一つの対策かもしれません。
文鳥の放鳥は1週間過ぎたあたりから
初めておうちに文鳥迎えてから放鳥させるのは、大体1週間が過ぎたあたりからです。
初めての放鳥では、カゴの置いてある環境から変えてはいけません。
籠から見える景色の範囲で遊ばせてあげて下さい。
新しい環境に鳴れるまでは人も文鳥も同じでストレスが多いので、なるべくストレスを減らしてあげる様に気を使ってあげましょう。
別の部屋で放鳥させたいのであれば、少なくとも1ヶ月は過ぎたあたりからにしてあげてください。
放鳥時の遊び方
放鳥時には、色々な遊び方があります。
手乗りなどについてはこちらをご覧ください。
文鳥用のおもちゃなど、様々なものがありますが、まずは一緒に過ごす。という事が大切だと考えた方が良いでしょう。
文鳥は人を見分けられるので、一緒にいて仲良くなっていく方がおもちゃなどを買ってきた際にも遊びやすいです。
ただ、どうしても同じことをするのが好きな個体など、おもちゃを「いらないっ!」と無視したり、怖がる子もいるので、無理に『遊ぶ』という事にこだわらない方がいいかもしれませんね。
放鳥は文鳥を飼う上で一番の楽しみになるので、存分に一緒に楽しんであげてください!