バッタの飼育用品
バッタの飼育用品には、以下のものがあります。
- 飼育容器
- 餌
- 草
- 霧吹き
- 割りばし
それぞれの使い方と共に、飼い方を見てみましょう。
飼育容器
プラスチック製の大型の飼育容器を用意しましょう。
ペットショップで売っている他、最近では100円ショップでも見かけます。
小型のバッタであっても、大きめの飼育容器を用意してあげないと、自由に動き回ることが出来ず怪我の原因になります。
特にバッタは高く跳ねる昆虫なので、跳ねたときに天井にあたらないよう高さ・奥行き共に十分なものを用意してあげましょう。
また、出入り口は小さいものがおすすめです。バッタは案外簡単に逃げてしまいます。
餌
餌としては、イネ科の植物(エノコログサ、ススキ、ササ)が適しています。
簡単に言えば、バッタを捕まえてきたところに生えている草を毎日たっぷり与えてあげればOKです。
キャベツや白菜などの葉物の野菜も食べられますが、残った農薬で死んでしまうことも多いので避けた方が無難でしょう。
草
飼育ドコとして、草を敷き詰めてあげましょう。
バッタが野生で生活している環境に近付けてあげる方がストレスが少なくてすみます。
これも、餌の草と同様バッタを捕まえてきたところに生えている草を使用します。
霧吹き
霧吹きを使って、一日一回水分を補給してあげましょう。
入れてある草を枯らしにくくするためにも、霧吹きで水を与えるのは効果的です。
割りばし
フンを取り除くときに、割りばしを使うと便利です。
もちろん素手でもかまいませんが、間違ってバッタに手をぶつけてしまう可能性が低いので割りばしを使うと良いでしょう。
フンは放置しているとカビが生えてしまうので、目立って来たら取り除いてあげます。
バッタを飼育するときの注意点
バッタを飼育するときの注意点についてまとめました。
順に見ていきましょう。
バッタの脱走に注意
バッタはジャンプ力が強く、案外簡単に脱走してしまいます。
飼育容器の外に逃げてしまったときのことも考えて、バッタと接するときは周りの環境に気を遣った方が良いでしょう。
例えば、調理中の台所に近いところや、誰かが掃除機を掛けている最中に飼育容器を開けるのはおすすめしません。
直射日光が当たらないところで飼育する
バッタに直射日光を長時間当てすぎるのは避けましょう。
バッタに限りませんが、飼育容器に直射日光を長時間当てすぎると簡単に中の温度は上がります。
ちょっとした気温の変化で死んでしまうこともあるので、注意しましょう。
触り過ぎはNG
バッタを飼育するのは、お子さんも多いのではないでしょうか。
バッタは飼育が手軽なこともあり、お子さんの良い遊び相手になります。が、触り過ぎには注意してあげてください。
筆者が幼い頃バッタを飼っていた経験でも、やはり触り過ぎは良くないことと言えそうです。
考えなしに毎日触っていたバッタは日に日に元気がなくなっていきましたが、あまり構わずに観察するだけに留めたバッタは、毎日元気に跳ねまわっていました。
バッタの飼育方法まとめ
バッタの飼育は比較的容易です。
草をたっぷり与えてあげることと、毎日の散水、フンの掃除、あまり触り過ぎないことに注意して長生きさせてあげてください。