ウーパールーパーの餌で使えるものをピックアップ
ウーパールーパーの餌として使えるものを、それぞれ確認していきましょう。
肉食のウーパールーパーはどのような餌がいいかも考えながらチェックしてみてください。
ウーパールーパーの基本についてはこちらをチェック
- 人工飼料
- バランスが一番とれた餌。初めて飼うのであればまずはこれ。
- ブラインシュリンプ
- エビの卵。一度孵化させる手間がかかるが栄養価は高い。稚魚向け
- 赤虫、イトミミズ
- 生餌、冷凍、乾燥の3種類があり、冷凍が一番使いやすい
- 小さい魚
- 餌として混泳させる方法。基本的に追加していく。かなり大きな水槽の場合、生餌も繁殖させることでバランスが取れる事があるそうです。
- クリル、稚エビ
- クリルや稚エビも餌として利用可能。エビは口内を傷つける可能性もあるので、硬いからの場合は剥いてあげる方が良いです。
- キャットフード(ナマズの餌)
- ナマズの餌として使われる沈殿性の人工飼料
- コリドラス、ザリガニの餌
- ナマズの餌同様に使うことが出来る
- 刺身
- ウーパールーパーは肉食性なので刺身なども食べます。ただし、刺身に残る血が水質を一気に悪くする可能性も高いので、刺身をあげる場合は水替えを行う前が適切。
餌を適切に与えないと共食いの危険性も
ウーパールーパーは先にも書いた通り肉食の水生生物です。
餌の量が少ないと、ウーパールーパー同士で共食いをしてしまうことも。
複数混泳させている場合は、なるべく食べる量にばらつきが無い様に注意をしておきましょう。
また、稚魚と混泳させると餌と勘違いして食べてしまう可能性があります。
なるべく成体と混泳させるのは避けましょう。
大きさ別にウーパールーパーの餌を変えていく
稚魚の時や成体になってからは餌を変えていくと良いですね。
特に『稚魚』の時は、餌に気を付けなければいけません。
成長が遅れるとその分生命活動に支障が出る可能性があるためです。
5㎝以下の個体
ウーパールーパーの子供は見解に差があるようですが、5㎝以下と考えると間違いはないと思います。
基本的に使う餌は『イトミミズ』『ブラインシュリンプ』です。
ウーパールーパーを買ってすぐの時はイトミミズを与えるのが無難ですね。釣具屋さんなどにも売っているので、比較的扱いやすいでしょう。
冷凍のイトミミズを水でもどして与えるようにしましょう。
冷凍のまま与える事も出来ると言われていますが、消化能力を阻害する形になるので、特に小さいうちは水でもどしておくことが大切です。
2cm以下の稚魚の場合はイトミミズを切る
2㎝以下のウーパールーパーの場合、イトミミズを刻んだものを与えてください。
小さいイトミミズでもギリギリ食べるか食べないか、ぐらいのこともあるためです。
また、喉に詰まらせる可能性もあるので、なるべく小さくした方が良いことを覚えておきましょう。
5cm~10㎝の個体
イトミミズのほかに、赤虫、ブラインシュリンプなどが餌としてよく使われます。
10㎝以下の個体は成長する段階だと考えられるので、なるべく成長に必要な栄養価の高いものを与えていきましょう。
ある程度成長をしてきたら、人工飼料も混ぜていくとコストも抑えられるかもしれません。
10㎝以上の成体は人工飼料などを与える
10㎝以上になったら、成長よりも健康に気を配りたいですね。
人と同様に、成長してからの食生活で寿命が変わることが多いです。
人工飼料はその点、栄養バランスを考えられている物なので、基本的に人工飼料を使い、おやつとしてほかの餌を与えるのをオススメします。
他の肉食の水生生物餌などは、これぐらい成長してからあげれるようになると考えておきましょう。
ウーパールーパーの餌の頻度や量について
餌の量は基本的に『食べきれるまで』と覚えておきましょう。
稚魚~成体になってもこの基本は変わりません。
また、食べ残しはなるべくその場で取り除くことは大切です。食べ残しがあると水質を一気に悪くする可能性が高いため。
餌をあげて、食べる量はある程度一定になるので、その量が大きくわかるようでしたら、水温などに異常がある可能性があるので、健康管理の一環にもなります。
餌の頻度は、小さければ多く、大きければ少なくなります。
稚魚のうちは毎日上げても問題ありません。
7㎝程度を目安に、生体に近づいてきたら頻度を2日程度まで徐々に落としてお行きましょう。
10㎝を超えたら、2~3日に1度餌を与える様にすると、健康上適切だと考えられます。
成体になってから毎日上げてしまうと、栄養・脂肪過多になる可能性があるので、週に3日、曜日を決めてあげるようにしましょう。