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水槽が緑色になる『グリーンウォーター』の対策。危険性とは?

水槽が緑色になる『グリーンウォーター』の対策。危険性とは?

渚 ナギサ

アクアリウムを立ち上げたり、水生生物を飼育していると、水槽の中が一気に緑色になるグリーンウォーターに悩まされることがありますね。 その原因や、対策方法を知っておきましょう。 また、その危険性も確認しておきましょう。

【グリーンウォーター】水槽が緑色になる原因

外に放置した水たまりや、室内で日の当たりの良いところに水槽を置いていると起きる可能性がある現象です。
大本の原因は『水草やプランクトン』です。

水草やプランクトン・バクテリアが大量発生して、水が緑色に変色したように見えるのがグリーンウォーターの状態です。
そのため水草やプランクトンの発生量を抑えるのが、このグリーンウォーターを対策する方法になります。

グリーンウォーターを防ぐ対策方法

グリーンウォーターを防ぐために出来る方法は『温度・水質管理』『日照時間管理』『水中殺菌灯』『薬品予防』の4種類の方法があります。

温度や水質管理で対策する

プランクトンや水草は増え始めるためには温度や、環境が必要になります。
グリーンウォーターになりやすい温度は『25度~』
特にアオコと言われる種類の海藻が増える温度が25度を超えたところからです。
水温に比例して、アオコの繁殖量が増えていくので、なるべく25度以下に抑えておくことが一つの対策です。

また、水温と同様に水質が悪化するのも養分が増え、プランクトン・水草が増える原因になります。
水温管理と水質管理はアクアリウムの基本なので、改めて確認しておくのが良いでしょう。

日照時間、光量を減らして光合成防止

上記の『温度・水質管理』をするのに加えて、日照時間、光量の管理をすることで、アオコの異常発生を防ぐことが可能です。
アオコ、グリーンウォーターの原因のほとんどは植物性プランクトンなどの植物由来のものです。
なので、光合成の出来る量を減らすことが一つの対策になります。

日照時間を減らす方法の一つは、日の傾きによって日陰になるような場所に水槽を設置する事です。
とはいえ、こういった対策が出来ないマンションも多いです。
その場合『すのこ』が役に立ちます。
春先から秋ごろまでの水温が高くなる時期に、すのこで直射日光を遮りましょう。

これだけでも、だいぶアオコの発生を防ぐことが出来るので、簡単な予防としてはオススメです。

水中殺菌灯でアオコなどの菌を抑える

水中殺菌灯はメリットとデメリットがあることを先に知っておきましょう。
メリットとしては、アオコの発生などの他にもほかのバクテリアなどを抑える事が出来るので、全体的に汚れが抑えられます。

それに対してデメリットは『コストが高い』という点があります。
また、水中殺菌灯の効果は強いわけではないので、紫外線量に抗体がある雑菌の繁殖が起きるなど、限度の見極めが難しい点もあります。

水中殺菌灯はそれ単体ではなく、補助だという考え方をもって使うのが良いでしょう。

アオコなどを薬品予防

アオコなどを予防する薬品を使う方法もあります。
アルジガード』などが有名な予防薬ですね。

薬品の場合遊泳魚に負担をかけないためにも、用法容量を確実に守って使うようにしましょう。

各薬品によって効果が変わってくるため、後日この内容についてまとめます。

グリーンウォーターにはどんな危険性があるのか

グリーンウォーターになると、多くの水生生物に影響があります。
特に、稚魚などが『食べ過ぎ』によって死亡してしまう事があるためです。
他にも、ろ過装置やエアポンプが詰まって壊れてしまうことで、水生生物に影響が起きる事も。
特に稚魚などがこの影響を大きく受けると考えておきましょう。

安定した栄養補給が出来るため、グリーンウォーターにする方が良いという人もいますが、初心者が手を出すと全滅という結果もあり得るので、限度が見極められるようになってからが良いのではないでしょうか。

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