子猫に固形の餌を与え始める時期
子猫は、生後4週齢まではミルクで育ちます。
そのあとの生後5週齢くらいから離乳食を与え始め、生後6~8週齢には固形の餌も食べられるようになります。
離乳食を固形の餌を並行して与えることになりますが、その固形の餌の与え方についてみてみましょう。
子猫の固形の餌の選び方
子猫に与える固形の餌は、子猫用のものを選びます。
とはいえなんでもいいわけではありません。
原材料をしっかりチェックして、猫の負担になる穀物や添加物、着色料などが入っていないかどうか確認しましょう。
獣医師さんのおすすめはプレミアムフード
獣医師さんのおすすめは、子猫用(または、全年齢対象の)プレミアムフードを与えることです。
プレミアムフードとは原材料や製法にこだわって作られたもので、食いつきもよく、使っている原材料も安心なものが多いです。
ぺっとQとしては、以下のプレミアムフードをおすすめしています。
プレミアムフードとは何か、ということに関しては、以下の記事をご覧ください。
レギュラーフードを与える場合は原材料を見る
子猫にはプレミアムフードをおすすめする獣医さんが多いようですが、レギュラーフードだからといって必ずしも悪いわけではありません。
穀物を使用していないか、添加物や着色料を使用していないか、という観点で子猫の餌を選びましょう。
子猫への固形の餌の与え方
それでは具体的に、子猫への固形の餌の与え方についてみてみましょう。
固形の餌を与える回数
離乳期の子猫に固形の餌を与える回数は、一日に5~6回です。
徐々に一回の量を増やしていき、3~4回にしていきます。
与えるものは総合栄養食で、おやつなどを食事の一回に含めるのは避けましょう。
必要なエネルギーや栄養が取れなくなる恐れがありあmす。
さいしょはペンチで細かく砕いたもの
最初は、ペンチなどで細かく砕いたものを離乳食とは別に用意してあげましょう。
自分から食べ始める子が多いようです。
徐々に離乳食を減らし、固形の餌に切り替えていきます。
徐々に粒の大きさを大きくして、最終的には砕かない固形の餌を自分で食べられるようにしてあげます。
必ず水を一緒に与え始める
固形の餌を与え始めたら、同時に水を置いてあげましょう。
水もきちんと飲んでいるかチェックしてあげます。
最初は慣れなくてお皿をひっくり返すこともあるでしょうから、掃除しやすいところにおいてあげましょう。
子猫に固形の餌を与えるときの注意点
偏食にならないよう、様々な種類のものを与える
この時期に、子猫の味の好みが決まります。
偏食にならないように、色々な種類の餌を与えるとよいでしょう。
手軽に手に入るという点でも、スーパーなどで売っているレギュラーフードを原材料を吟味して与えるのも良いでしょう。
また、茹でたササミ、白身魚などをおやつとして少量与えるのもおすすめです。
おやつは多くは必要ない
おやつは、多くは必要ありません。
様々な味に慣れさせるために与える必要はあるのですが、おやつでお腹がいっぱいになってしまって固形の餌を食べられない、ということは避けましょう。
おやつはほんの少しでOKです。
子猫の固形の餌についてまとめ
子猫に固形の餌を与える時期は、栄養素も多く必要としますし、味の好みが決まる大切な時期です。
この時期にたっぷり餌を与えて、健康な子猫に育ててあげてください。