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猫の噛み癖つさせない方法。ついた場合もなおす方法

猫の噛み癖つさせない方法。ついた場合もなおす方法

渚 ナギサ

猫の噛み癖がつかないようにするにはどうすればいいのでしょうか?噛み癖がついてしまうと、誰かに怪我をさせてしまうかもしれません。そうならないようにする方法や、もしも噛み癖がついてしまった場合もなおす方法を知っておきましょう

猫の噛み癖の原因は生活環境?

猫の噛み癖はどのようにしてつくのでしょうか?
猫が噛む原因は大きく分けて『認識』『ストレス』『威嚇』の3つだと考えられます。
何にも理由なく噛んでくることはほとんどありません。

猫の噛む行為の認識が甘い

愛猫を子猫のころから飼っている場合、いつも手で遊んであげたりしていませんか?
人の手で遊んでいる場合、猫が甘噛みを行ってしまうことが少なくありません。
この時に噛んだら「ダメ!」とちゃんと教えてあげることが出来れば、噛み癖をつけるのを防止出来る事が多いです。

特に子猫の場合、親猫や兄弟姉妹の猫とじゃれあって「噛んだら痛いんだ」と学習しますが、兄弟姉妹とじゃれあう経験がなく人の手に渡ってしまった猫の場合は、人がちゃんと噛んだら痛いという事を教えなければ『噛んでも大丈夫』と誤認をしてしまい、怪我につながると考えられます。

また子猫をしつけるときに『ダメ!』と教えるときに体罰を与える事で、失敗するパターンもあります。
噛んだ時に鼻ピン(鼻をデコピンで軽くはじく)ことを推奨する人もいますが、反抗してしまう猫の場合はよけいに強く噛むようになる。なんて事になりかねません。
なるべく子猫が噛んだ場合でも、痛そうな顔をして「痛い」という事を伝えて、自発的に離す状態を作ってあげるのが良いでしょう。

大人の猫の場合は時に痛みも必要

子猫の時に、ちゃんと『噛んだら痛い』という事が分かっていないと、強く噛む癖がついてしまう事があります。
そういう時に、鼻ピンなどが有効です。
強く痛みを与えるのではなく、驚かすのが目的です。ですが、手加減をしているのが目に見えてわかると意味がないので、無心でピンッ!と指先で打ちましょう。

また、それでも対処が難しい場合は『指を噛んだら逆に喉の奥に入れる』『噛まれたら、噛み返して痛みを教える』などの方法もあります。
子猫の時にじゃれあった経験がない猫の場合は、猫にも同じ思いをさせると理解できる、という説もあり『噛まれたら逆に噛み返す』という荒治療もあるようです。
このような行動が難しいと感じた場合は、ブリーダーさんに相談するなども検討してみる必要がります。
早めに対処を行いましょう。

ストレスが原因で噛んでくる場合

噛み癖がなかった猫が急に噛んでくるようになった、という場合はストレスが原因の事もあります。
家の中が過ごし辛い環境になっていないかを確認してみましょう。

マンション暮らしなどの場合は、部屋の中の環境をどれだけ快適に過ごせるかを考えてあげなければなりません。
遊び場所や落ち着ける場所がなくなっていないか、猫にとって悪臭などが出るものはないかなどを確認していきましょう。

威嚇で噛んでくる場合

猫それぞれに性格があり、人見知りの猫は怯えたり、威嚇して噛んでくることもあります。
友人を家に招き入れたときなどに、噛んでしまう場合など問題がある場合はケージ越しに会わせるなど工夫が必要です。

「自分のテリトリーに知らない人が入ってきたから攻撃した」「ご主人さまを守ったんだぞ!」という風に猫が考えている場合もあるので、ダメだと叱ってあげましょう。
子猫のうちに飼い主以外の人間に慣らせてあげられるのが理想的ですね。

猫の環境改善と噛み癖しつけは一緒に

猫の噛み癖のしつけをするときに、注意をしなければならないのは環境改善も同時に行うことです。
現状の環境で猫にとってストレスになる環境になっている場合は、上記に書いたストレス発散の方法で噛むことになっている場合があります。

噛み癖を直すときに、環境が悪い上に噛むことを禁止されるとストレスが溜まってほかの行動でストレス発散を行う。という場合もあるので、なるべく猫が遊べる場所、ゆっくり遊べる場所を確保したうえで噛み癖を直してあげましょう。
人に置き換えても、イライラしているときにこれはだめあれはだめ、と言われると余計にイライラが溜まってしまいますよね。
猫にとっても同じことなので、ちゃんとストレスの原因を取り除いてあげることも必要なのです。

猫の噛み癖をつけない、直す方法まとめ

猫の噛み癖をつけない、直すようにしつける際には、ちゃんと猫に『噛んだら痛い』という事を認識させることが一番です。
また、噛む原因がある場合はそれを取り除くように心がけましょう。
無理なくしつけるには、今の猫の認識や生活環境をしっかり見直してあげることが、しつけを成功させるポイントです。

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