夏休みの生き物観察(かんさつ)におすすめの生き物
夏休みに生き物観察の宿題を出されて、困っている人も多いのではないでしょうか。
この記事では、小学生の方向けに生き物観察のコツについてお教えします。
でも、「これを書けばいいんだよ」ということは教えません。ないしょです。
あなたが「こう書けばいいんだ!」とわかるようになる、そのお手伝いをする記事です。
それぞれの生き物の飼い方(かいかた)については、下の記事を見てください。
そもそも、「観察」って?
そもそも、「観察」って何をすればいいのでしょう。
簡単にいうと、「生き物観察をしよう」というときの「観察」とは
「変わったところは何か?を観ること」と「記録に残すこと」
です。
結局、どういう意味なの……?
次でくわしく説明します。
「観察」とは、変わったところは何か?を観ること
「観察」をするときは、その生き物の「何が変わったか?」を観てみよう。
例えば、エサを食べたあとと食べる前。
うんちやおしっこをしたあとと、する前。
みんながさわる前と、さわった後。
カブトムシやクワガタムシなどなら、卵をうむ前と、うんだ後。
生き物たちが、あさ・ひる・よる、それぞれなにをしているか。
みんなのうちに来たばかりのときと、来てしばらくしてから。
その生き物が、ほかの生き物とふれあったとき。
そんなときに、生き物のしぐさやうごき方など、どんな「変化」があったかを気を付けて見てみよう。
観察のポイントについては、以下の記事でもくわしく説明しています。
「観察」とは記録に残すこと
「観察」は、記録に残すことまでが「観察」です。
上手な記録のつけかたについて、見てみよう。
気づいたことを何でも書いて、つなげてみよう
まずは、きづいたことを何でも、大きな紙にいっぱいにかいてみよう。
エサをあげたらこんな動きをした、
エサを食べおわったらこんなことをした、
つかまえたばかりは○○だったけど、しばらくしたら○○になった、
つかんでみたら、こんな動きをした、
地面においたら、こんな動きをした、
など。
どんなに小さいことでもいいですよ。
じっさいにあなたがその生き物を見て、「あっ!」と思ったこと
はっけんしたこと、気づいたこと、ぜんぶかいてみましょう。
コツは、そのときに、いちまいの大きな紙にかくことです。
ぜんぶかき出したら、いっぱいにならんだ「気づいたこと」の、
関係がありそうなものどうしをつないでみよう。
ふたつ以上の発見から、新しい発見が生まれるかもしれないよ。
観察結果を数字で表してみよう
少しむずかしいけれど、観察結果を数字で表してみよう。
例えば、エサを〇gたべた、
うんちを〇g出した、
〇分間に〇㎝動いた、
生き物の大きさが〇cmから〇cmになった、など。
ほかにも、観察結果で、数字であらわせそうなことはなんでも数字にしてみよう。
そうしたら、じっさいにその生き物を見たことがない人でも、
あなたの観察でその生き物のことがわかるようになるんだよ。
最後に、何がわかったか?をまとめてみよう
最後に、その観察によって、「あなたは何が分かったか?」
ということをまとめてみよう。
観察したものの中で、今まで知らなかったことをまとめてみよう。
観察する前と、観察したあとで、自分がどれだけかしこくなったかがわかるよ。
夏休みの生き物観察の方法まとめ
どうかな。
生き物観察はできそうですか?
困ったら、「とりあえず気づいたことを紙にかく」ところからはじめてみよう。
みんなが、よい生き物観察ができるように、おうえんしています。