ダックスフンドの餌の量や回数(頻度)について
まず、餌の量や回数について確認していきましょう。
餌の量について考える上で知っておかなければいけないのは『栄養素』が多いものと少ないものがあります。
餌の量はドッグフードの記載の適切量に合わせて
基本的にはこれが一番重要です。
理由としては『各ドックフードによって栄養バランスが異なる』ため。
ダックスフンドは嗜好性が強い犬種なので、別の餌に変えた時に量を同じにしていたら肥満になってしまう、という事もあり得ます。
餌を変えるときはかならず分量を確認しておきましょう!
ダックスフンドに必要な栄養素
ダックスフンドに必要な栄養素としては、基本的に『五大栄養素』と言われる炭水化物・脂質・タンパク質・ビタミン・ミネラルが必要になります。
ドッグフードの中には基本的にダックスフンドに必要なこの栄養素がバランスを考えて配合されています。
人との大きな違いは、肉食性の動物だという事です。
そのため、栄養のバランスとしては、たんぱく質が中心になると考えておくと良いでしょう。
後ほど記載する、自作する際などにはこの点に注意をして調理すると良いですね。
幼少期は多くの栄養が必要
成犬になるまでの間は、なるべく多くの栄養が必要です。
特にダックスフンド子犬用の餌など、専用の餌が売られているので、そういったものを使って与えると良いでしょう。
成犬用の餌では、量をあげても栄養素が足りない事も考えられるので、ちゃんと子犬用の餌を与えるようにしましょう。
中には、子犬、成犬ともに使える餌もありますが、その場合は体重に合わせた分量の記載があるので、それに合わせて与えるようにしましょう。
子犬用の餌に関しては、4か月~6か月目で食べるのを拒否することがありますが、この場合犬用ミルクなどを混ぜるなど、変化をつけて与えるようにするのが良いですね。
成犬用の餌に切り替える場合、徐々に混ぜて割合を変えていきます。
また、自作の餌に関しても、健康面で考えれば成犬になるまで控えるようにした方が良いです。
道の草を食べてしまうのは問題ない?
ダックスフンドの場合、道に生えている草を食べてしまう事がありますね。
消化できない物ものが多く、
食べる理由としてはいくつか理由があります。
- 胃腸の調子が悪い
- 誤飲したものを吐きだす
- ビタミン不足
- ストレス
- 遊び
統計情報が見つけられなかったのですが、調べてみると多くみられる原因としてはストレスのようですね。
ですが、草を食べる際にダックスフンドにとって『毒草』になる草も多く、あまり健全な状態ではないと考えられます。
なので、草を食べる様になってしまったら、早めに主治医に相談してみる方が良いでしょう。
オススメの餌もご紹介。自作という選択肢もアリ
ドッグフードの中で、特にオススメ出来るものは化学薬品や添加物がなるべく入っていないものですね。
こちらに詳しく書いてありますが、発がん性もあるものがあるので、餌を選ぶ時に注意をしてください。
おすすめの餌の一部
ダックスフンドの餌としてオススメ出来る餌に関しては、色々ありますが一つとしてこういった無添加の餌がオススメです。
ネットで購入できるものであれば、この犬心などが成犬にはお勧めです。
他にも色々なドックフードがありますし、ペットショップなどでも購入することが出来るので、愛犬に合ったドックフードを探してみてもいいですね。
心配なら、いっそ自作してしまうことも
ドックフードで添加物が心配でどうしようもならない、という場合は自分で作ることも出来ます。
ただし『栄養バランス』に関して難しく、偏った食事で体調を崩したり、栄養失調になりやすいというデメリットもあるので、あまりオススメ出来ないと先に書いておきます。
自作する餌に関しては、五大栄養素を元にバランスを考えていきます。
犬は肉食性が強いのでささみなどのビタミンを多く含む肉と、柔らかく炊いた米、ニンジン、ブロッコリー、などの野菜を細かく切ったり、砕いたものを混ぜて与えます。
与えるお肉について
肉に関しては、鶏肉、馬肉、牛肉、ラム肉など、様々なお肉を与えるようにしましょう。
偏ってしまうと、アレルギーなどを起こす可能性があるためです。
どのお肉を与える場合も、必ず火を通して与えましょう。
与える野菜・果物について
ダックスフンドに与えていい野菜についてもちゃんと覚えておきましょう。
代表的な物は以下の通り
- キャベツ
- 白菜
- ジャガイモ(皮、芽は除く)
- キュウリ
- トマト
- ニンジン
- ブロッコリー
- 大根
- バナナ
- イチゴ
この中から餌として、野菜類は火を通して与えるようにしましょう。
ただし、量を与えてしまうと、吐き戻したりするので、最初は少な目から与えていくようにする必要があります。
自作の餌の場合ビタミン類を与える上で、野菜は必要になるので、重要な要素です。
農薬がついている野菜の場合は、野菜を洗える洗剤を使って農薬を落として、よくすすいでから火を通して与える様にしてください。
基本的にはドッグフードの方が寿命が長い
自作の餌よりもドッグフードを与えた方が、平均寿命は長いと言われています。
特に肥満などでトラブルになりやすいダックスフンドの場合は、ドッグフードを与える方が、餌のバランスとしては優れていると考えられますね。
分量調整などが、自作の餌だと難しかったりするので、適量のドックフードを与える事で肥満予防になる他にも、ビタミン不足回避など色々な利点が考えられます。
また、コストに関しても、時価で大きく変動するので、ドッグフードより高くつくことも少なくありません。
そのため、ペットQではドッグフードを餌として与える事をオススメします。
健康の基礎は食事からなので、ダックスフンドの健康を考えるのであれば、餌には注意しておきましょう。