トイプードルの餌の選び方
有害な添加物を使用していない餌
市販されているドッグフードの中には、様々な理由で有害な保存料・着色料などの添加物を使用しているものがあります。
飼い主としては、以下の10点を覚えておきましょう。
- エトキシキン
- BHA
- BHT
- キシリトール
- 赤色3号
- 赤色40号
- 赤色102号
- コーンシロップ
- 亜硝酸ナトリウム
- ソルビン酸カリウム
中には発がん性のあるものもあり、毎日摂取するには向いていません。
特に大量生産されているドッグフードでは、以上のような危険な添加物が使われていることが多々あります。
この10点の添加物が含まれているドッグフードは避けるようにしましょう。
高たんぱく質の餌
犬は元々、たくさんのたんぱく質を必要とする生き物です。
また、トイプードルの場合は牛肉・豚肉にアレルギーを起こしやすくなっています。
与えるなら、鶏肉・鹿肉・ラム肉・魚肉の肉類・魚類が多く含まれた餌にしましょう。
穀物不使用の餌
穀物は、肉食の犬に必要ない栄養をを含む原材料です。
そればかりか、消化が悪いために消化器官に負担がかかることになります。
その上、アレルギーを引き起こす原因にもなります。
特にとうもろこしはアレルギーを起こしやすい穀物です。
大量生産されているドッグフードは、かさましのためにしばしば穀物が使われています。
もし与えるなら、比較的消化の良い玄米・大麦・きびが使われているドッグフードにしましょう。
トイプードルにおすすめの餌
カナガンドッグフード
一つ目のおすすめはカナガンドッグフードです。
動物性たんぱく質として、鶏肉をふんだんに使用しています。
また有害な添加物・穀物が不使用のドッグフードです。
またサツマイモを使用しているため腹持ちがよく、餌を一日に何回かに分けて食べることがすすめられるトイプードルにおすすめです。
モグワンドッグフード
二つ目のおすすめは、モグワンドッグフードです。
新鮮な鶏肉とサーモンをたっぷり使用した、動物性タンパク質の割合が50%以上を占めるドッグフードです。
食いつきが良いことが大きな特徴ですね。
もちろん有害な添加物は使われていません。
また、穀物不使用にもこだわっています。
犬の餌の種類と与えてはいけない餌
犬の餌の種類については、下の記事で詳しく解説しています。
また、犬に与えてはいけない餌に関しても合わせてチェックしておいてください。
トイプードルに適切な餌の量は?
基本的には餌のパッケージに表示されている量を与える
基本的には、餌のパッケージに表示されているのと同様の量を与えましょう。
具体的には、80~120gの餌が適量と言われています。
ただし、トイプードルにも当然個体差があります。食欲旺盛なトイプードルもいれば、そうでもないトイプードルもいます。
一日の運動量によっても必要な餌の量は異なるでしょう。
ですから、一日に必要な餌を一日に三回程度に分けて与え、様子をよく見てください。
体型や様子をよく見て餌の量を決める
あっという間に食べ終わって、そのあとも餌の器を舐め続けているようなら、餌の量をほんの少しずつ増やしてあげましょう。
逆に残るようなら、少しずつ減らしていきます。
また、急に餌を増減させると体調を崩してしまいます。
量の調節は慎重に行いましょう。
また、日常の健康チェックのときに、体重と体型をきっちりみてあげましょう。
余分な脂肪がついているようであれば餌やおやつを少しずつ減らしていかなければなりません。
逆に痩せすぎているようであれば、少しずつ餌やおやつを増やしてあげます。
トイプードルの適正体重は2.5~4.5kgと言われていますが、骨格や筋肉量によっても適正体重は異なります。
2kgほどしかないトイプードルでも、とびきり小柄で脂肪が適度に感じられるのであれば適正です。
5kgほどあるトイプードルでも、特に大柄で筋肉量の多い子なら問題ありません。
日常のこまめなチェックで、トイプードルが理想的な体型を保てているか確かめてあげてください。
トイプードルに餌をあげるときの注意点
パピー期は餌は一日四回
パピー期は特に体が小さいため、一日に必要な餌を一日四回程度に分けて与える必要があります。
時間は人間が寝ている時間を除いておおよそ等間隔くらいで良いでしょう。生後4~6ヶ月くらいまでは一日四回に分けて与えます。それから体が成長していけば一日二回までに変更することも出来ますが、個体差(体格や性格)に合わせて、一日四回のままでも問題はありません。
人間の食べ物を与えるときは気を付けて
トイプードルは頭の良い犬種です。一度飼い主さんの食事中に同じものを与えてしまい、おいしかった場合は味を覚えて次もねだるようになってしまいます。人間が食べるために作ったものでは塩分や添加物が気になりますので、トイプードル専用に自作した餌でない限り与えない方が良いでしょう。
トレーニングで餌をご褒美に使うことを忘れずに
犬のしつけでは、トレーニングが上手く出来たご褒美におやつや餌を使います。トイプードルも例外ではありません。トレーニングのときに、上手く出来たご褒美として手から一粒ずつ餌を与えることもあると思いますが、その分の栄養・カロリーもトイプードルが摂っているということを忘れないようにしてください。あげすぎると肥満の原因になりますし、肥満は万病のもとです。
おやつは安易に与えない
上記と同じ理由ですが、トイプードルは体が小さく、運動量も大型犬のように多くはないため必要なエネルギー量を超えて食べてしまうことがよくあります。特に、おやつはつい与えすぎてしまいがちです。トイプードルにおやつを与えるときは、トレーニングが上手く出来た・しつけをきちんと覚えられたご褒美として使用するものとし、おやつタイムは設けすぎないのが良いでしょう。
トイプードルの餌についてまとめ
基本的には、添加物や栄養バランスを考えて与えてください。
赤ちゃんの時から一日三回に分けてあげ、あげすぎには注意します。またトイプードルは頭のいい犬種なので、人間の食べ物の味を安易に覚えさせないようにしましょう。