高齢者がペットを飼う事のメリット・デメリット
最近注目が大きくなっている高齢者がペットを飼う事ですが、このメリットとデメリットを確認していきましょう。
高齢者がペットを飼う事のメリット
- 認知症、うつ病の予防の効果が期待できる
- 生活リズムの改善
- ストレス軽減や免疫力の回復が期待できる
- 散歩の際に会話が生まれ孤立を回避
多くのところでこのようなメリットが言われています。
特に、伴侶に先立たれ独りきりになってしまった高齢者の方の寂しさを埋めるといった意味合いが強いようです。
実際に、ペットを飼い始め生活にハリが出たという人も多く、一緒に暮らす相手がいるというのは、生活において大きな活力となるのは間違いありません。
高齢者がペットを飼う事のデメリット
大きなメリットがある一方、やはり心配になるデメリットもありますね。
- ペットを残して先立ってしまう
- 入院などで世話が出来なくなる
- お金がかかる
特に色々な理由で『ペットを残してしまう』という事があるので、心配している人が多いですね。
家族や近所との連絡や、家事代行・散歩代行サービスを使う
家族と連絡を取って、万が一の状態でペットの世話を引き受けてもらえる状態をとっておく事は大切ですね。
引き取り人がいる状態であれば、子犬から飼い始めたとしても後々の事を考えても心配ありません。
また、近所の人など、万が一の際に餌を代わりにあげてもらうようにお願いしておくと良いですね。
また、散歩代行サービスに定期的に頼んでおくことも一つの保険として考えられます。
週に1回、定期的に散歩を代行してもらっていれば、急な体調不良で連絡が誰にも連絡が取れなくても、ペットの様子を見てくれます。
家事代行も週に1回程度依頼しておけば、何かあった際に気づいてもらえる可能性があります。
特に、家事を頼むときに最初からお願いしておけば、ちょっとした変化でもわかるので、安心できますね。
自動で餌や水やりが出来るようにしておく
万が一の事をさらに考えるのであれば、自動で餌や水やりが出来るようにしておくと良いですね。
画像のような機械は、自動で餌をあげる事が出来るので、急に何かあった時もご飯だけは最低限与えられる状態になります。
そのため、連絡や発見が遅れた場合でも、命をつなぐことが出来るので、ペットの事を考えるのであればオススメしています。
保健所で子犬、子猫以外で引き取る
ペットを飼うと、気にしておきたいのはペットの寿命です。
子犬や子猫から飼い始める事が、どうしてもペットショップなどでは提案されてしまいます。
そこで、保健所などで成犬や成猫を引き取る事をペットQではオススメしています。
一般的に、犬や猫の寿命は15年前後、鳥類は大きさによりますが5~10年ちゃんと世話をすれば生きています。
その期間をすべて世話が出来る年齢や環境であれば良いのですが、どうしても絶対という事はありません。
また、保健所で預かっている犬、猫、その他の生き物は、殺処分などが待ち受けている事もあります。
一つの命を救う意味でも、保健所で引き取るというのは、大きな意味を持つため、安易にペットショップなどに頼むのではなく、保健所で残りの人生を一緒に過ごすペットとの出会いをしてみてはいかがでしょうか?
保健所以外にも、多くの保護機関が日本にはあるので、そういった所から引き取る様にしてみてください。