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メダカの水槽の立ち上げ方。水槽環境はどんなのが良いの?

メダカの水槽の立ち上げ方。水槽環境はどんなのが良いの?

渚 ナギサ

メダカを飼い始める時、どんな水槽を立ち上げるのが良いかを確認していきましょう。 初めてメダカを飼い始める時に、水槽の立ち上げを失敗してしまうと大量死などの原因になってしまいます。 そこで、気を付けておきたい内容をチェックしていきましょう。

水槽の立ち上げ方・必要な物と手順

メダカの飼育で、まずは水槽セットを用意しましょう。
セット売りの物や、バラ売りの物など色々あるので、探してみるのも楽しみの一つですね。

  • 水槽
  • 底砂
  • 水草
  • 照明
  • エアポンプ、フィルター、ろ過装置
  • カルキ抜き
  • ネット
  • 水質検査用品

水槽はなるべく大き目の物が、水質の変化が少なくてオススメです。
60㎝規格が初心者向きと言われています。
また、屋外飼育の場合は大きさに合わせたすだれや、防護ネットをネットショップやホームセンター、100均などで購入しておきましょう。

底砂や水草はお好みで用意。
せっかく水槽を立ち上げるので、用意したいという人は、後の注意点についても確認しておきましょう。
カルキ抜きに関しては、水質が急激に悪化した際に必須なので、用意しておくことが大切です。



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立ち上げの手順

立ち上げの際は、以下の手順で行います。
メダカを飼ってくる、捕まえてくるのは、水槽を立ち上げて数日おいてから、水質検査をしてからが理想的です。

  1. 底砂を洗う。手でかき混ぜる様に洗うのを5回ほど繰り返す
  2. 水槽の中に底砂、ろ過装置などをセッティング。
  3. ラップやポリ袋を砂の上に敷く
  4. 水を入れる
  5. 水草などをセッティングして、ろ過装置などのスイッチを入れる。
  6. 数日後、水質検査を行う
  7. メダカの入ったビニール袋を水槽に浮かべる。
  8. ビニール袋の中の水と、水槽の水の温度が同じになったら放流

ラップやポリ袋をセットするのは、底砂が飛散するのを防ぐためです。
タライなどを入れて飛び散るのを防ぐ方法もありますが、個人的に一番便利だったのはラップを敷いたやり方でした。
底材が大き目の砂利などの場合は、この手順は不要です。

水を入れたすぐに水槽の水が濁ることがありますが、2~3日で消えると思いますので、しばらく様子を見てください。
濁りが残っているようなら、フィルターに不具合がある可能性があります。

水草や拾ってきたものは病原菌などに要注意

水槽の立ち上げの際に気を付けたいのは『病原菌・感染症』です。
水草は買ってきたものでも、病原菌がついている可能性もあります。
他にも、寄生虫や貝などがついていることもあるので、水草は水道水で入念に洗浄してから水槽にセットしましょう。

また、拾ってきた木や石などはなおさら気を付けておきたいですね。
特に木の場合は、タライなどで3日ほど水を入れ替えつつ、洗浄を繰り返してから水槽にセットするぐらい、入念に洗っておきましょう。

メダカの水槽環境はどんなものに注意する?

メダカを水槽で飼う環境として、気にしておきたい点はいくつかあります。
まず言われるのが『PH』と『温度』が中心ですね。
他にも、『アンモニア』『亜硝酸塩』『硝酸塩』が注視されます。

PHと温度にまず気を付ける

最初にあげられるだけあって、PHと温度は重要な要素です。
基本的にメダカの住む環境のPHは5~9。日本の川などの自然で計測される数値が目安になりますね。
温度は自然界であり得る温度であれば常温で問題ありませんが、夏場と冬場に少し注意が必要です。

メダカに合わせたPHはどうやって作る?

使える水としては、一般的には水道水がオススメです。
東京水道局の基準が5.8~8.6の中性に合わせている、メダカの住むことが出来る環境に一致しています。
他の水道局も同じ水準なので問題ありません。

ただし、水道水は一般的にカルキと言われる塩素が入っているので、カルキ抜きは行いましょう。
カルキ抜きの薬剤を使うか、1日置いた水を使うようにしましょう。

夏場の温度の対策

基本的に常温で生活が出来るメダカですが、特に夏場の温度対策が大切です。
川などの場合は、流れがあるので常温でも、止まっている水よりも温度が低く、生息域は28℃を超えないので、水槽も28℃を超えないように注意しましょう。
具体的な対策としては、日向に置かない、すだれで日陰にする、ファンを使う、などが良いでしょう。

極端に温度が高い場合は、少量の氷水を入れたビニール袋を浮かべるなどの対策もあります。
温度を一気に下げてしまうと、大量死の可能性もあるので、大量に投下するのはNGです。

冬場の温度の対策

冬場の温度対策としては、10℃以下にしない事を心がけると良いでしょう。
自然界では凍った水の中にメダカが生息していることがありますが、冬眠している状態で、この冬眠は素人が手を出さない方が無難です。

外や室内でも廊下など寒いところに置いてある場合は、水槽用のヒーターを使うことで温度を保つことが出来ます。

アンモニアは小さい水槽、大量飼いの時に要注意

アンモニアの原因の多くは、メダカ自身が出す排泄物。
小さい水槽や、大量に飼っているときに大量発生しやすいです。
また、長期にわたって水替えを行わない事によって発生していることもあります。

対策としては、定期的な水替えや、ろ過バクテリアなどで分解することも可能です。
また、活性炭やゼオライトなどでアンモニア吸着をしてしまう方法もあります。
活性炭は直接アンモニアを吸着をしませんが、他の浮遊物と一緒に吸着をしてくれると考えられます。

アンモニアが多く発生した場合は、水替えが一番です。
水替えの際、底砂なども洗いましょう。
すぐに水槽全部の水替えが出来ない場合、3分の1ほど入れ替えると良いでしょう。

亜硝酸塩はろ過バクテリアが原因

アンモニア対策でろ過バクテリアを入れたときに発生します。
ろ過バクテリアが『アンモニア→亜硝酸塩→硝酸塩』の順で分解していくので、バクテリアの量が少ないと、分解が間に合わず多く発生することがあります。
毒性が高いので、こちらも水質検査を行った時に見逃さないようにしましょう。

特に立ち上げから2~3週目に発生しやすいと言われています。
出来れば、立ち上げから4週は、1週間ごとに水質検査を行いましょう。

亜硝酸塩が発生した場合は、全体の水替えが必要です。
3分の1の水替えで濃度が減ると言われていますが、亜硝酸塩の場合は、バクテリアのバランスが悪い状態なので、一部よりも全体で変えていくことが大切になります。
一部の水替えは、全体の水替えが出来ない時の対処療法的に行うようにしてください。

硝酸塩はすぐに問題は起きないが注意したい

メダカにとって、硝酸塩はすぐに問題が起きないので、亜硝酸塩ほど気にする必要はありません。
ですが、多くなると健全な状態の水とは言えないので、注意を払いたいですね。

硝酸塩の対策としては、アンモニアから断絶する方法と、水草などで対策する方法があります。
硝酸塩は水草や植物性プランクトンの栄養になるので、水草を入れていなかった水槽の場合は、水替えの際に追加を検討してみましょう。

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