信頼関係の築き方
最近の風潮で、犬とは上下関係なく対等の家族として扱う、というものがありますが、素人がそのやり方をすると権勢症候群に陥ったりする場合があるのであまりお勧めはできません。
飼い主と犬との上下関係をちゃんとつけて、自分がリーダーではないと言う事をちゃんとわからせて、共存するという考え方で信頼関係を築いていきましょう。
現在日本社会において、犬がイエイヌとして生活するうえで、立場が逆転してしまうと様々なトラブルを発生させる原因となるで、それを防ぐためには『静止』をしつけることが最優先だと考えられます。
飼い主がリーダーシップをとるには
飼い主がリーダーシップをとるためには、犬から見て「強い」「上位である」という認識が必要です。
リーダーシップをとるための行動としては「よいこと」「わるいこと」の区別をはっきりとつけてあげる必要があり、飴と鞭を使い分けるようにしましょう。
前提として、『褒められた!』『怒られた!』の認識をしやすくするために、褒める言葉と叱る言葉は統一しておくことが大切です。
まず、よいことをした場合、ちゃんと褒めてあげましょう。
そして、悪いことをしたら叱らなければなりません。
褒めると甘やかすを間違えないで!
褒めるときは、一定の褒め方で『いい子』や『よしよし』と褒めてあげましょう。
おやつは褒める時だけあげる、などでもよいでしょう。
飼い主の機嫌でおやつをあげたり、あげなかったりすると「今日はなんでくれないんだ!」と不満を持つ原因ともなります。
また、肥満の原因にもなりかねませんので、おやつは節度を持ってあげるようにしましょう。
なにはともあれ、まずは安心感から
犬との深海関係を築く際、リーダーシップをとることを心がけるのは大前提となりますが、安心感を与えることも大切です。
食事を与える際なども特に大切です。
ご飯を餌箱に入れてそのまま放置、好きな時に食べるはNG!
餌箱に入れて放置してしまうと、信頼関係を覚えるタイミングを一つ失ってしまうことになります。
人間もそうですが、ご飯は生命維持に絶対不可欠なものです。
なので『餌をくれる人』という認識は、信頼関係を大きく進展させるチャンスとなるので、できる限り犬の目の前に餌を渡すようにしましょう。
その際に「まて」などの訓練を行うことで『この人の言う事を聞けばご飯が食べられる』という意識も上下関係をしっかりさせる上で効果的です。
最後に
犬と人との信頼関係は上下関係であることを忘れてはなりません。
信頼関係を築く場合は。必ず飼い主がリーダーシップをとってあげるようにしましょう。
信頼関係を築くのは一朝一夕でできるものではありません。
なので、根気よく続けていくことが大切だと言う事も覚えておく必要があります。
親心のように広い心で新しい家族の犬と暮らしてく心構えをもって、お互いに快く過ごせるようにしていくことが大切です。
また、言う事を聞かないからと言って暴力は絶対にいけません。
暴力を振るうと反抗的になったり、恐怖心を覚えて怯えるようになってしまいます。
現代社会で犬が生きていくうえでそのようになってしまうと、最悪の場合離れ離れになる事になりかねません。
信頼関係を築いて、あなたの犬を守れるのは飼い主だけ。という自覚の上で毎日を過ごしてみてください。
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