金魚を飼うために必要な物
縁日の屋台など、金魚すくいがあって気分のままに貰ってきたはいいけれど、道具がないという事も多いですよね。
そこで、金魚を飼うために必要な物以下の通り。
- 水槽
- 餌
- カルキ抜き
- エアポンプ
- フィルター(ろ過装置)
基本的にはこの5点があれば飼うことが出来ます。
飼育セットなどもあるので、こういったものは最初にそろえるのが簡単です。
他にも必要に応じて掃除道具や、ヒーターなども用意しておきましょう。
カルキ抜きは必要ない環境もある
カルキ抜きは、必要のない環境もあります。
『水をためて置ける環境』があれば、カルキ抜きを買わずに塩素の抜けた水を用意することもできるためです。
カルキは『塩素』なので、空気や光によって徐々に水から抜けていきます。
15リットルぐらいの水であれば、1日外に放置しておけば大体カルキは抜けます。
夏の雲のない晴れた日であれば、1~2時間ぐらい日の当たる所に置いておくだけでも、かなりカルキは抜けます。
餌をあげるのは2~3日あとにあげる
金魚を飼うための環境を作ったとはいえ、いざ金魚を水槽に移してもすぐに餌をあげるべきではありません。
理由としては『環境に慣れていないため』
ストレスがある状態で餌を食べると、消化器官に大きな影響を与えることになります。
そのため、数日開けて新しい環境に慣れてから餌を与え始めるようにしましょう。
餌は1日1回以上あげる
最初に数日開けて餌をあげてから、その後は1日1回餌をあげるようにしましょう。
餌の量は3~5分で食べきれるぐらい。
それ以上あげてしまうと、餌の食べ残しや残りで水がすぐに汚れて水交換が必要になります。
水質がわるくなると病気になりやすくもなってしまいますし、良いことはありません。
出来れば、2回に分けて餌を与えるようにした方が、金魚の負担が少なくて済みます。
また、金魚が食べる水草を入れている場合は、すこし少なめでも問題ありません。
食べ残しが出ないように気を付けたり、食べ残しが出た場合は早めに網などで取り除くようにしましょう。
縁日でもらった金魚は家に帰ったら早めにバケツへ
縁日でもらった金魚を飼い始めるときに『水槽などが用意できてない』という場合の対処療法をご紹介します。
ただし、対処療法なので、早めに上記でも紹介したような飼育に必要な物、もしくは飼育セットを用意してください。
バケツに入れて対処する方法
1.まず水の準備
普通の水道水を、まず沸騰させてからバケツに入れます。
もちろん温度が常温になるまで冷めてから金魚を入れましょう。
沸騰させて冷ますのが難しい場合は、水道水の中に1,2滴レモン汁などを垂らすことで、カルキを中和させることが出来ます。
2.水の中に空気を入れよう
水の準備が出来たら一度水に気泡が出来るようにかき混ぜて、水の中に空気を溶け込ませます。
バケツの大きさが大きければ水が多く入り、空気も水中に多く溶け込むことが出来ます。
かき混ぜるときに、ペットボトルなどで水を掬ってから上から落とすなどで攪拌(混ぜる事)させておくと効率的です。
金魚を袋からバケツに移す手順
金魚を袋から急にバケツの水に入れてはいけません。
理由としては『温度変化が大きくなるため』です。
バケツの水に袋を浮かべて、10分ほど放置しましょう。
10分経ったら袋を縛っているヒモを外して、水の中に沈めます。
金魚が袋から出たら袋を取り出して対処完了です。
袋は半日、バケツは1日の空気の量程度
金魚すくいでもらってきた袋は、大体半日程度持つ量の空気が入っています。
対処療法で紹介したバケツの水には、10リットル入るバケツであれば約1日程度の空気が入っています。
なので、金魚すくいで金魚をもらってきたら、翌日には水槽を用意するのが必須という事が分かりますね。
どうしても翌日に水槽が用意できない場合の対処
近くにペットショップやホームセンターが無かったり、どうしても買いに行くことが出来ない場合や、紹介した飼育セットをamazonで購入して、お急ぎ便をやったとしても交通の状況で翌日に届かない場合がありますよね。
その場合は、再度空気を入れなおす必要がありますね。
バケツに入れて対処する方法を繰り返します。
最初に、袋など、別の容器に避難させてから同じように準備をすれば、1日ほどは持ちます。
ただし、絶対に2日以上繰り返さないようにした方が良いです。
準備をして早速金魚を飼い始めよう
色々な近所を飼うための内容を紹介しましたが、金魚は基本的に初心者でも飼いやすい水生生物です。
水槽を置きたいけどとりあえず金魚にしようかな、といった形で飼い始める事も出来ますし、お店に行けば大抵おいてあります。
ですが、基本的に命を扱う趣味になるという事を忘れずに、飼い始める様にしてくださいね。
一緒に暮らす準備をして、早速金魚を飼い始めましょう!