ダックスフンドのトイレのしつけ方
室内犬のダックスフンドの場合、トイレはちゃんと覚えさせたいですよね。
そのやり方や、手順などを見ていきましょう。
基本的なしつけ方
- そわそわしてトイレかと思われるとき、シートの上に連れていく
- 足の裏にトイレの感覚を覚えさせる。
- トイレ以外のところの臭いを出来るだけ拭いとる
- ちゃんとシートの上でできたら褒める。それ以外は無視する
- 寝床からトイレを遠ざける
- 絨毯など、しみこみやすいものは片付けておく(トイレトレーニング中)
トイレトレーニングは通常3か月~半年ほど時間がかかるので、匂いがしみこみやすい物は特にしまっておく方が良いでしょう。
絨毯はトイレのしつけの際に、かなり大きな障害になる可能性もあります。
基本的に『臭い』『感触』『場所』で覚えさせるものだと考えておきましょう。
ペットとして飼われる動物の中で、犬は頭がいいので場所や感触など、同じところでする方が落ち着く、と思わせる事が大切です。
臭いに関しては、ダックスフンドは嗅覚が鋭いので、なるべく一度お漏らしをしてしまった所には、専用の消臭スプレーなどをかけるようにして、臭いを出来るだけ減らしましょう。
また、ダックスは寝床からトイレが近いのを嫌がります。
トイレを小屋の中で行うようにしつける場合は、区切りなどがある小屋を使うか、小屋内で寝床とトイレをブックスタンドなどで分けるようにしましょう。
基本的な飼い方・しつけ方についてはこちら
ダックスのトイレのタイミングを知ろう
まず、トイレトレーニングで必要なのは、トイレを出すタイミングを知る事。
基本的に目に見えるタイミングとしては、『そわそわしたとき』がトイレの兆候ですね。
周囲の臭いなど、警戒をしてからトイレを出すダックスフンドの中の犬の本能が働くからです。
他にも『朝おきてから』『食後』など決まったタイミングがダックスごとに違うので、その子に合わせてトイレトレーニングを行いましょう!
トイレに行きたくない時にシートの上に連れていくと『トイレ以外の事でシートを使う』と勘違いしてしまう可能性があるので、ちゃんとトイレの兆候の時を知るのは大切です。
一面トイレシートはアリ?
一つの方法として、部屋中一面トイレシートを敷き詰める方法が言われますが、これはあまりオススメできません。
成功例もありますが、先ほど少し触れた『トイレシートの用途を別の物と勘違いする』という可能性もあるためです。
一面トイレシートにして、勘違いしてしまうと暫く治らない他、すぐにトイレシートを破いてしまうなど、別の問題につながるため、なるべくやらない方がいいと思います。
ダックスフンドの場合、散歩の時のトイレはない方が良い
散歩の時にウンチをさせている飼い主さんも多いですが、出来るだけダックスの場合は室内で完結させる方が良いでしょう。
ダックスフンドは室内犬なので、散歩時にトイレを出す習慣が出来てしまうと、雨などの時ストレスが大きくかかります。
散歩に行けないストレスと、トイレを心地よくできないストレスの2重になるので、ダックスフンドの心や体に負担をかけてしまう事になるためです。
また、トイレの後始末や、おしっこをする場所で近隣住民とトラブルになる可能性もあります。
ダックスの場合はトイレの後に散歩。
と、しておくようにしたいですね。
トイレトレーニングはダックスフンドが家に来た日から
トイレトレーニング、しつけはダックスが家に来たその日からスタートさせるのが適切です。
特に『新しい環境』で『落ち着くタイミング』を作るという意味でも、トイレトレーニングを早期に行っておく事は、ダックスフンド自身への負担を減らすことに繋がります。
また、一度『臭い』や『場所』を覚えてしまうと、覚えなおさせるのには大変な苦労もあるので、家に来たその日からしつけを始めるようにしましょう。