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ハムスターのトイレのしつけ。匂いをつけるのがポイント

ハムスターのトイレのしつけ。匂いをつけるのがポイント

あきら

ハムスターにも、トイレのしつけは出来ます。ゴールデンハムスターやジャンガリアンハムスターは比較的トイレを覚えやすい種類です。とはいえ、個体差もありますので、トイレを覚えない子は全く覚えません。では、ハムスターのトイレのしつけは具体的にどのようにしてあげればよいのでしょうか?

ハムスターにトイレのしつけは出来る?

ハムスターにトイレのしつけが出来るのか?という問いに対しては、「種類と個体による」というより他ありません。
すぐにトイレを覚える子もいれば、生涯覚えない子もいます。
種類によってもトイレの覚えやすさは異なりますし、個体差も大きいです。
ゴールデンハムスターは比較的トイレを覚えやすい種類のハムスターです。
ジャンガリアンハムスターも次点でトイレを覚えやすいです。
キャンベルハムスターもジャンガリアンと同じくらいトイレを覚えます。
しかし、チャイニーズハムスターやロボロフスキーハムスターはトイレをあまり覚えません。
トイレのしつけをきっちりしたい、という飼い主さんはゴールデンハムスターかジャンガリアンハムスター・キャンベルハムスターを選ぶのが良いでしょう。

また、おしっこについてはトイレのしつけが出来ることもありますが、うんちに関しては難しいです。
うんちを決まった場所だけにするのは難しいので、これは諦めてこまめに掃除してあげましょう。
この記事では、おしっこのしつけについてお伝えします。

ハムスターのトイレのしつけに使うもの

ハムスターのトイレのしつけに使うものは、以下の通りです。

  • トイレ
  • トイレ砂

これだけですが、この二つがとても重要です。
順に、選ぶべきトイレとトイレ砂の特徴について見ていきましょう。

トイレ

トイレは屋根のついているタイプのもの、なおかつ透明または半透明のものがおすすめです。
屋根がついているタイプのものだとハムスターが安心してトイレが出来る上、トイレ砂が外に飛び散らずに済みます。
半透明のものは、ハムスターの様子がチェックできます。

トイレ砂

トイレ砂に関しては、固まらないタイプのトイレ砂を選びましょう。
固まるタイプのトイレ砂は掃除がしやすいのですが、ハムスターが誤食してしまう恐れがあります。
誤食してしまうと腸閉塞などの病気の心配があります。
また、誤食だけではなく目に砂がついたりといったリスクがあります。
以下の商品は固まらないタイプのトイレ砂の中でもおすすめです。

ハムスターのトイレのしつけのやり方

ハムスターのトイレのしつけ方の、具体的な方法について見ていきましょう。

おしっこをしている場所を見つける

ハムスターは本能的に一ヶ所に場所を決めておしっこをする習性があります。
まずは、ハムスターがおしっこをしている場所をみつけましょう。
そして、それが一ヶ所にまとまっているようならそこにトイレを設置してあげます。

トイレの中に、おしっこのついた床材とトイレ砂を入れる

ハムスターがおしっこをする場所が一ヶ所にまとまっていない場合、まずはおしっこのついた床材を集めてトイレの中に入れます。
ハムスターは匂いでトイレを覚えるので、トイレ以外の場所よりトイレの中の方がおしっこの匂いがする状態にしましょう。

寝床から遠いところにトイレを設置する

トイレを設置したいところに、トイレを設置します。
場所は、寝床から離れたところにしましょう。
また、既に決まった場所におしっこをしているようなら、そこにトイレを設置してあげるようにしてください。
運が良ければ、一発でトイレを覚える子もいます。

ハムスターがトイレを覚えない場合

トイレ以外の場所の匂いを取る

トイレ以外の場所に、おしっこの匂いが残らないようにしてあげましょう。
おしっこのついた床材を見つけたらトイレの中に移し、おしっこがついた場所は掃除しましょう。
ハムスターは鼻がいいので、大掃除の際におしっこのついた床材はトイレ以外の場所に置くのを避け、ケージごと丸洗いするのが良いでしょう。

トイレはこまめに掃除する

トイレが不潔だと、ハムスターはおしっこをしたがりません。
トイレに匂いを付けることは重要なのですが、汚くなる前に掃除してあげましょう。

こんなところにトイレをしている場合は?

以下にお伝えするような場所でトイレをしている場合は、なんらかの心理があります。
チェックしておいてください。

巣箱の中にトイレをしている場合

巣箱の中にトイレをしている場合、それは巣箱の外を怖がっていることを意味します。
ハムスターはもともとキレイ好きなので、巣箱の中でトイレをすることはありません。
飼い始めたばかりのときなどはそうする子が多いようです。
あまり構いすぎず、ケージの中にハムスターが慣れるのを待ちましょう。

餌入れの中にトイレをしている場合

餌入れの中にトイレをすることは基本的にはありませんが、ケージが狭すぎる場合などにこういったことが起こります。
餌入れの中におしっこやうんちをしてしまっている場合は、ケージが狭すぎないかチェックしてあげてください。

あちこちにトイレをしている場合

トイレをあちこちでしている場合、ロボロフスキーやチャイニーズの場合は本能的なものなのである程度は仕方ありません。
それ以外の種類のハムスターでトイレをあちこちにしている場合は、自分の匂いをつけて安心しようとしている場合があります。
この状態のときにトイレのしつけをするのは少々難しいです。ケージの中自体があまり安心できる場所ではないのですから。
まずはケージの中で落ち着けるようになるまで待ってあげましょう。

ハムスターにトイレのしつけをする際の注意点

無理に覚えさせようとしない

ここまで読んできて、矛盾を感じた方も多いのではないのでしょうか。
トイレを覚えさせるためには「トイレに、他の場所よりも強い匂いをつける」としておきながら「トイレを覚えさせるためには、トイレをこまめに掃除する」とお伝えしているのです。
ケージの中より、トイレの中の方がおしっこの匂いが強い。それでいて、トイレはこまめに掃除する。
これを実現するためには、ケージの中自体を頻繁に掃除しなければなりません。
これが何を意味するかというと、ハムスターにとって非常に強いストレスになるということです。
つまり、あまりにもトイレを覚えないようなら、無理せずに自然に任せた方がいいということです。
あまり無理矢理覚えさせるのはやめておきましょう。

決して叱らない

トイレを失敗しても、決して叱らないであげてください。
ハムスターは叱られても何を叱られているのかわからず怯えてしまうだけです。
ハムスターが決められたところでトイレをしない原因は、怖がっているから・ストレスを感じているからというものもあります。
そういう状態で叱ってもなんの意味もないでしょう。
そもそも、トイレを覚えさせるという行為自体、ハムスターではなく人間の都合です。

トイレを覚えない原因について考える

トイレを覚えないからといってそのハムスターになにか問題があるわけではありませんが、特定の困った場所におしっこをしてしまう場合は、何かケージ内の環境に問題があるのかもしれません。
例えば餌入れの中におしっこをしてしまうのはケージが狭いから、ということがあります。
巣箱の中でおしっこをしてしまう場合、巣箱の外が安心できる環境ではないから、というのが考えられます。
トイレが問題になっているとき、トイレを覚えさせる以前に何かできることがないかどうか疑ってみてください。

ハムスターのトイレのしつけについてまとめ

ハムスターのトイレのしつけは簡単に行える場合もありますが、難しい場合もあります。
トイレを覚えない場合はその原因が何かを考えて、トイレを覚えさせる以前に何か出来ることはないかを考えてみてください。
そして、無理やりトイレを覚えさせるくらいなら、こまめに掃除をしてあげることをおすすめします。

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