初心者がハムスターを選ぶ時に知っておくべきこと
ハムスターを飼ったことのない人は、ハムスター種類ごとの性格、気性、値段、繁殖性、を知っておくとハムスターを選ぶ時に迷わずに済みます。
馴れていないと飼育が難しいハムスターもいるため、見た目の可愛さだけでハムスターを選ぶのは避けましょう。
ペットとして飼われるハムスターの特徴をまとめたので、ハムスター選びの参考にしてください。
一般的なハムスター5種類の特徴
ジャンガリアンハムスター
ペットとして一番人気の高いハムスターです。
性格に個体差はありますが、人馴れしておっとりとしたものが多く、初心者でも飼いやすいのが特徴です。
同居させた雄と雌の相性が良ければ複数で飼うこともできます。
値段は500円~2000円、毛色が珍しいと4000円程度になることもあります。
ゴールデンハムスター
ジャンガリアンハムスターの2倍程度の大きさで、体の大きなハムスターです。
警戒心が強いですが、人懐っこく、ジャンガリアンハムスターやロボロフスキーハムスターよりも人に慣れやすいため、初心者にはオススメのハムスターです。
しかし、なわばり意識が強く、集団で飼うと個体同士で闘争をしてしまうため、集団飼育には向きません。
値段は1000円~2000円程度で売られていることが多いです。珍しい毛色だと2000円~4000円になることも。
ロボロフスキーハムスター
最小のハムスターと言われ、名前の通り体が小さく、大きさはゴールデンハムスターの半分程度です。
性格は非常に臆病で、あまり人に懐きません。
人に噛みつくことはあまりありませんが、動きがすばやく扱いが難しいです。
環境に左右されやすい性格なため、ハムスターを飼いなれた人が飼育することをオススメします。
ケンカをあまりしないため、集団で飼うこともできます。
値段は2000円~3000円、希少な毛色は10000円を超えることもあります。
キャンベルハムスター
ジャンガリアンハムスターと、とてもよく似た姿をしています。
キャンベルハムスターのほうがジャンガリアンハムスターよりも、タレ目で鼻先が平べったいです。
しかし、ジャンガリアンハムスターとは異なり、人に馴れにくく、落ち着きがなく、運動量が多いのが特徴です。
噛むこともありますが、上手に育てれば噛まないようにさせることもできます。
基本的に同居はさせないほうが好ましいです。同居させるとケンカをして突然死してしまうことがあります。
値段は2000円~4000円程度です。
チャイニーズハムスター
尾が長く、見た目はネズミに近いハムスターです。
頭がよいためトイレをすぐ覚えることができ、また、性格はおとなしく人に馴れやすいため、容易に飼育することができます。初心者の方にもオススメです。
気の合う雄と雌どうしならば、複数で飼うことができます。
値段は3000円~4000円で売られていることが多いです。
少し珍しいハムスター
日本ではあまり飼われていない、ちょっと珍しいハムスターを紹介します
クロハラハムスター
ヨーロッパハムスターとも言われています。
ヨーロッパから輸入していましたが、輸入規制がかかり、野生では保護されているため、現在このハムスターを購入することは極めて困難です。
体長が20~30cmであり、非常に大きなハムスターです。
気性が荒く、集団飼育には向きません。
特徴的なのは寿命で、多くのハムスターの寿命が約3年であるのに対し、クロハラハムスターは約8年と、非常に長生きをするハムスターです。
カンガルーハムスター
カンガルーラットとも呼ばれ、名前にハムスターと書いてありますが、実際はハムスターの仲間ではありません。
入手は難しく、買えたとしても非常に高価です。日本でもほとんど見ることが出来ません。
ものすごく臆病で、なかなか人前に出たがらない性格をしています。
砂漠に住んでいた生き物であるため、飼育がとても難しいです。
まとめ
初心者の方にオススメのハムスターは、
ジャンガリアンハムスター、ゴールデンハムスター、チャイニーズハムスターの3種類です。
見た目や性格から、自分に合ったハムスター選びをしましょう。
ハムスターを飼うのに慣れてきたら、他のハムスターを飼うことに挑戦してみるのもいいかもしれませんね。