うさぎがトイレ意外の場所で排泄する原因
うさぎはトイレのしつけに時間がかかることが多い生き物です。
しかし、それには何らかの理由があることがほとんどです。
うさぎがトイレ以外の場所で排泄する原因には、以下のようなものがあります。
- 縄張りを確認したいとき
- 驚いたとき
- 飼い主に構ってほしいとき
- 環境が変化したとき
それぞれの原因に対して、どのような対処が出来るのか見ていきましょう。
縄張りを確認したいとき
特に去勢手術をしていないオスのうさぎは、縄張りを主張するため・自分の強さや優位性を示すためにおしっこを撒き散らす行為(スプレー)をします。
これに関しては習慣化してしまうとなかなか止めさせるのが難しいので、あらゆる手を使う必要があります。
一例として、トイレ以外の場所の臭いを完全に取り除くという対処でスプレー行為が軽減されるというケースもあります。
また、スプレー行為は「自分の縄張りを主張するため」というのがポイントです。
うさぎはどんどんと縄張りを広げていきたい生き物なので、放っておくとどこまでも縄張りを広げようとします。
ですから、ケージの外に出したときはサークルなどで囲んで、ある程度行動を制限してあげることで縄張りの主張が軽減されることもあります。
驚いたとき
驚いたときも、うさぎはトイレ以外の場所で排泄することがあります。
これに関しては、うさぎさん自身も怯えたり不安を感じているときなので、叱らないように特に気を付けてください。
飼い主に構ってほしいとき
飼い主さんに構ってほしいのに構ってもらえなかったときにも、トイレ以外の場所で排泄することがあります。
うさぎさんをケージの外に出したときは極力構ってあげるか、構ってあげられないときはケージの外に出さないのが良いでしょう。
環境が変化したとき
うさぎさんを取り巻く環境が変わったときも、トイレ以外の場所で排泄してしまうようになることがあります。
室内の環境を変えるときは、くれぐれも注意して少しずつ変えるようにしてください。
また、飼い主さんが気付かない微妙な変化をうさぎさんが感じ取って、トイレ以外の場所で排泄するようになることもあります。
いままで出来ていたトイレが出来ないようになったら、何か変化した部分がないか考えてみてください。
うさぎがトイレを失敗するときの対処法まとめ
基本的に、うさぎはトイレのしつけがやや難しい生き物です。
しかし、原因に合わせて対処することで、トイレを覚えることは出来ます。
根気よく、トイレ以外の場所で排泄しないよう教え込んであげましょう。