うさぎに基本的に与えるもの
うさぎの餌として基本的に与えるものは、牧草とペレットの二つです。
与える量や注意点について、簡潔にまとめました。
牧草
うさぎの主食となるものは、基本的に牧草です。
牧草にも種類がいくつかあり、うさぎによって好みは異なります。
特に、一番刈りの牧草と二番刈りの牧草とでは、少し栄養素が異なっています。
一番刈りの牧草はしっかりした食感で、栄養価が高く日常の餌に最適です。
二番刈りの牧草は柔らかくて食べやすいため、シニアのうさぎやベビー期のうさぎに適しています。
与える量としては、毎日好きなだけ食べられるくらい与えてください。
ケージ内のかごいっぱいに溢れるくらい与えてあげて、毎日取り換えてあげましょう。
ペレット
同じく、ペレットも毎日与えます。
あくまで主食は牧草のため、そう大量に与える必要はありません。年齢や運動量に応じて、体重の3~5%くらいを与えてください。
うさぎは嗜好性が強いため、好みにあったものを見つけるまでは小さなものを買って与えるのが良いでしょう。
たくさんの栄養を必要とするベビー期には、食べられるだけ与えて構いません。
体が小さくて一度に食べられる量が少ないベビー期は、毎日ちょっと多いかな?というくらいのペレットを与え、次の日残っていたら少しづつ量を減らしていきましょう。
もちろん、残ったペレットは捨てて毎日新しいものを与えてください。
うさぎに補助的に与えるもの
うさぎの餌は、主食としては牧草とペレットだけで十分です。野菜や果物をたくさん与える必要はありません。
むしろ、野菜や果物をたくさんあげ過ぎて主食の牧草とペレットが食べられない、という事態にならないように注意してください。
野菜
うさぎは嗜好性が高いので、野菜でも食いつきのいいものも悪いものもあるでしょう。にんじん、キャベツ、ブロッコリー、セロリ、パセリなどは与えても良い野菜です。
与えてはいけない野菜としては、ネギ類は絶対に与えないと覚えておいてください。
果物
果物も野菜と同様です。うさぎは甘いものが好きなので、よいおやつになるでしょう。ただしあげすぎると肥満の原因になるため、一日にほんの少し、ひとかけらまでにしてください。
与えても良いものは、りんご、いちご、メロン、バナナなどです。
おやつ
うさぎのおやつには、様々なものが販売されています。
これも同じく肥満の原因となるため、しつけが上手くいったご褒美や毎日のお楽しみとしてほんのひとかけらだけ与えるようにしましょう。
硬いものを選べば、歯の伸び過ぎを防止することにもなります。
サプリメント
その他与えるものとして、サプリメントもあります。
特定の病気や問題が起こった時に、補助的に与えるのが良いでしょう。
うさぎの餌についてまとめ
基本的には、牧草とペレットを主食として与えます。
野菜や果物はおやつとして少量ずつあげ、野菜や果物でおなかがいっぱいになることがないように気を付けてください。
うさぎのおやつをあげるのは楽しいものですが、一日にほんの少しにしましょう。