うさぎを飼育するのにかかる費用
牧草、ペレット、おやつなど餌代
牧草
うさぎの主食となる牧草は、絶対に切らしてはいけないものです。
リンクで紹介しているような3kgほどの牧草で、3ヶ月ほどもちます。
といっても、うさぎさんの年齢や体格によっても必要な牧草の量は変わってきます。シニア期になるとそれほど多くの餌を必要としなくもなってきます。
ですから、月におよそ1000~1500円程度だと言えるでしょう。
ペレット
ペレットに関しては、牧草よりもより値段がまちまちです。
基本的には、ペレットはうさぎさんの体重の3%の量を与えます。
例えば体重1500gのうさぎさんなら、一日に45gのペレットを与えます。それが一ヵ月30日だとすると、一ヵ月に1350gのペレットを食べることになります。
ですから、ペレット代は一ヵ月あたり1000円程と考えるのが妥当でしょう。
もちろん、シニア用や種類別の専用ペレットなどを選べば、もう少しかかることになります。
おやつ
おやつに関しては、あまり費用がたくさん掛かるものではありません。
なぜならうさぎさんにはおやつを与えすぎてはいけないからです。
市販のおやつではなく、スーパーで売っている果物や野菜を飼い主さんが食べるついでに与えるというのも良いでしょう。
敢えて値段で表すとすれば、一ヵ月あたり500円程度といえるでしょう。
ペットシーツ、トイレ砂など消耗品代
ペットシーツ
ペットシーツも、消臭効果の違いなどである程度値段に開きがあります。
相場としては、60枚で1ヵ月半もつとして(一日に何度か換えることもあるでしょう)、だいたい月に1000円弱とみておくと無難です。
トイレ砂
トイレ砂は、6~7Lで1000円~1500円ほどの価格帯のものが多くなっています。
空調代
うさぎは寒さ・暑さに弱い生き物です。
そのため、真夏や真冬は家に人が誰もいない状態でもエアコンをつけっぱなしにしておいてあげる必要があります。
これは家庭によってより多くの空調代がかかるかどうかが分かれますが、真夏・真冬の時期は+5000円ほどをみておいた方が良いでしょう。
病院代について
うさぎを飼う上で最も費用がかさむのが、病院代です。
定期健診はともかく、病気をしてしまうと治療費は数万にのぼることもあります。
3ヶ月に一度は定期健診を
うさぎさんが健康でも、3ヶ月に一度は定期健診を受けさせてあげましょう。
シニア期になれば尚更です。診察代は病院によっても異なりますが、1000~2000円程度をみておきましょう。
病気をしてしまったら
病気をしてしまった場合、その病気の重さによって診察代は大きく異なります。
入院や手術といった措置を取る場合、数万から数十万円にもなることは覚悟しておきましょう。
合計、いくらくらいの費用がかかる?
うさぎを飼うにあたって、一ヵ月にかかる費用を表にまとめました(大きな病気がなかった場合)。
餌代 | 2500円 |
消耗品代 | 1500円 |
空調代 | 5000円 |
健康診断代 | 700円 |
合計 | 9700円 |
合計で9700円ほどです。
ただし、空調代は真夏・真冬の常にエアコンをつけっぱなしにしている時期で想定しているので、エアコンが不要な時期に関してはここからマイナス5000円だと考えてください。
うさぎは決して安く飼える生き物ではない
餌代、消耗品代だけでみれば、決して大きすぎる金額ではありません。
しかし、病気をしてしまわないとは限りません。
そんなとき、貯金をはたいてでもうさぎさんの治療に専念することが出来るか?
それほどうさぎさんを大切に思うことが出来るか?
ということを確認してから、お迎えするようにしてください。