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チワワの散歩について!適切な時間、注意点は?

チワワの散歩について!適切な運動量と時間、注意点は?

あきら  

体の小さなチワワは必要な運動量も少なく、散歩は必要ないという考えもあります。しかし実際は、チワワにも散歩は必要です。この記事ではチワワを散歩させる意義と、その注意点についてまとめました。

チワワに散歩は必要?

「チワワは室内の運動だけで十分なので、散歩は必要ない」という声も耳にします。
確かに、室内できっちり運動していれば、チワワに必要な一日の運動量は確保出来るでしょう。
チワワに必要な一日の運動量は、距離にして子犬なら1Km、成犬なら2kmです。
室内の広めのスペースで、2kmの距離を歩くなら、5mのスペースを200往復。時間にして30分程度です。室内でも不可能な運動量ではありませんね。
しかし、チワワを散歩させる意義は、運動量だけの話ではありません。そのほかにも様々な必要性やメリットがあります。

チワワを散歩させる意味

人や動物、その他様々な物に慣らす

社会化期(人や動物との適切な関係を築けるようになるための期間)は特に、家族以外の人間や他の犬、動物、施設や物などありとあらゆるものに十分慣らし、怖がらず関わりを持てるようにならなければいけません。
そのためにも、生後3ヶ月時点で抱っこで外出することで散歩の準備をし、生後4ヶ月頃には近所の散歩だけでなくドッグカフェなど公共の場にも連れて行くようにしてください。
この時期に様々な物に慣らしておくことで、問題行動の少ない社交的な犬になります。

チワワのストレス発散

チワワにとっても、外の空気を吸い、色々な景色を見ることはストレス発散になります。
花や草の匂いや虫で遊ぶこと、他の犬や生き物との触れ合いは、チワワにとってとても良い刺激になります。
きちんとしつけが出来ている場合は、リードを外して思いっきり草の上などを走らせてあげるのも良いでしょう。
五感をフルに使うことで、室内だけでは出来ない気分転換を、散歩でさせてあげてください。
また、しっかりとストレス発散をさせてあげることで、いたずらや無駄吠えなどの問題行動の防止にもなります。

飼い主とのコミュニケーション

チワワの散歩のもう一つの重要な意義として、飼い主とのコミュニケーションの機会になります。
散歩中に草むらの中で一緒に遊んだり、一緒に何かを見たり、他の犬を挨拶したりすることは、飼い主さんにとっても楽しいことではないでしょうか。飼い主さんが楽しそうにしていれば愛犬にも伝わるので、一層信頼関係も深まるでしょう。

チワワの散歩時間、頻度は?

チワワと散歩にいく時間は1日1回、15分程度です。
室内で2kmの距離をこなすには30分ほど時間が掛かりますが、屋外に散歩に行く場合はスムーズに移動できるため・また室内でもある程度の運動をするため、この程度の時間が最適だと考えられます。
疲れが見えてきた場合は10分程度で切り上げて、あとは抱っこで帰っても良いでしょう。
短いコースになりがちなので、違うルートを模索して刺激を与えてあげてください。

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チワワを散歩させるときの注意点

チワワを散歩させるときには、注意点がいくつかあります。
以下にまとめました。

チワワとの散歩で絶対におさえておきたいポイント

チワワとお散歩に行く前に、飼い主さんに必ずおさえておいてほしいポイントは以下の通りです。

  • トイレセットは持っていく
  • 曲がり角は飼い主が先に行く
  • 首輪とリードできっちりつなぐ
  • 雨の日は散歩に出掛けない
  • 食後すぐの散歩は避ける

詳しく見ていきましょう。

トイレセットは持っていく

うんちを入れる袋、キッチンペーパー、スコップ、おしりふきなど、トイレセットは必ず持っていきましょう。
おしっこをしてしまった際にかけて流すための水も必要です。

曲がり角は飼い主が先に行く

体の小さなチワワは特に、曲がり角を先に曲がらせないようにしましょう。
必ず飼い主さんが先に曲がって、自転車や歩行者がいないかどうか確認してください。

首輪とリードできっちりつなぐ

首輪とリードできっちりとつないでおきましょう。
十分に信頼関係があり、しつけが完璧にできている(呼べば必ず来る、マテ、ツイテコイが出来る)場合に限り、野原などで放して思う存分走らせてあげるのも良いでしょう。

雨の日は散歩に出掛けない

体が小さく、寒さに弱いチワワにとって雨を浴びることは良いことではありません。
雨の日は散歩を諦めて室内で運動させましょう。

食後すぐの散歩は避ける

食後すぐは、チワワも眠くなることが多く、注意力散漫になります。
そのため交通事故などの危険性が増しますので、食後の散歩は避けましょう。
餌を与えてから最低3時間は空けて散歩に行くようにしましょう。
飼い主さんについても同様で、調子が悪い時や眠たい時など、チワワの様子をしっかり見てあげられない状況のときは散歩に行くのはやめましょう。

段差や高い所の怪我に注意

チワワは見た通り小さく、骨が細くて弱い犬種です。
特にシニア犬や子犬だと、ちょっとした段差や障害物で転んでしまうこともあり、それが骨折に繋がることもあります。
段差を上り下りさせるときは十分に注意して、高いところにも上らないように気を配ってあげてください。
あまり段差や坂道などが多いところは、抱っこして運んであげるのも良いでしょう。

他人との接触に注意

大型犬はちょっと怖いけど、チワワは触ってみたい!という人もいるでしょう。
「撫でてもいいですか?」と訊かれる機会も、大型犬よりも多いのではないでしょうか。
外に出て出会う人と慣れさせるために、触れ合うことはいいことですが、みんながみんな正しいチワワとの接し方を知っているとは限りません。
他の人が危害を加えるかも!などと身構える必要はありませんが、愛犬が特に触られて喜ぶところを教えてあげて、「優しく撫でてください」とお願いしましょう。

首輪の取り扱いに注意

チワワにはハーネスより首輪がおすすめ

小さくて首の細いチワワには体全体を包むハーネスが良いと思われがちですが、首輪の方がおすすめです。
理由としては、活発な反面少々自己中心的なところのある(そこも可愛いのですが)チワワに、「それはダメだよ」というサインを伝えるためには首輪の方が向いているからです。
当然ながら、強く引っ張ってチワワに痛みを与えることは避けなければなりません。
しかし、散歩中に問題行動(異物を食べる、施設などにいたずらする)を起こしそうになったときに、軽く首輪を引っ張ると、「これはやってはいけないこと」と伝えやすくなります。

車や自転車に注意

チワワは体が小さいので、車や自転車から見えにくくなってしまいます。
交通量の多い道は出来るだけ避けるようにしてあげましょう。
先述の通り、曲がり角や見通しの悪い道、子供が多く通る道などにも注意してください。
どうしても交通量の多い道を散歩させなければならないときは、リードを短く持って、飼い主さんが周囲の状況とチワワのいる場所をきっちり把握しておいてあげてください。

防寒・防熱に注意

チワワは寒さに弱い犬種です。散歩に行くときは、チワワが快適な温度がどうか、特に寒がって震えていないかどうかチェックしてあげてください。
寒い日に散歩に行くときは、暖かく着心地の良い服を着させてあげましょう。
暑い日に散歩に行くときも、熱をシャットアウトするための服が必要です。
詳しくは、以下の記事を参考にしてください。

防寒・防熱に注意

チワワの散歩についてまとめ

チワワを散歩させる時には、注意してあげなくてはならないことがたくさんあります。
適切な時間・運動量で散歩させてあげること。段差や他人・車などによる怪我に気を付けてあげること。防寒・防熱に気を付けてあげること。
しかし、チワワにとって散歩は重要なストレス発散・社会化の手段の一つです。毎日楽しくお散歩をさせてあげてください。

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