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犬が可愛くない!育犬ノイローゼの対策

犬が可愛くない!育犬ノイローゼの対策

あきら

育犬ノイローゼという言葉をご存知でしょうか。犬、特に子犬の最初のしつけが上手くいかず、飼い主さんが悩んで悶々としてしまうことです。中にはうつ病に似た重い悩みになってしまう可能性もあり、結果犬を里親に出したり捨ててしまったりすることもあります。そんな育犬ノイローゼには、どんな対策が取れるのでしょうか?

子犬のときによく発症する「育犬ノイローゼ」

育犬ノイローゼにはどの飼い主さんでもかかる可能性があります。中にはうつ病に似た重い悩みになってしまう可能性もあり、結果犬を里親に出したり捨ててしまったりすることもあり得ます。
そういったことを避けるためにも、「育犬ノイローゼかも?」と思ったら早めに対策を取りましょう。

育犬ノイローゼチェックリスト

育犬ノイローゼの症状としては、次のようなものが挙げられます。

  • 犬が可愛く思えない
  • 犬を飼わなきゃよかったと思ってしまう
  • しつけをするのが辛い
  • (飼い主自身の)具合が悪くなる

シンプルに、「犬を育てるのが辛い」と思い始めたら、育犬ノイローゼだと考えて良いでしょう。

育犬ノイローゼへの対策

では、育犬ノイローゼに対しては、具体的にはどのような対策が取れるのでしょうか。
次の項目をチェックして、改善してみてください。

叱るしつけをしていないか

子犬に対して、トイレを失敗したときや待てが出来なかったとき、いたずらしたときにに叱ってはいませんか?
子犬のしつけは、失敗しても叱らずに無視するのが基本です。無視されてしまうと、「これをしてもいいことがない」と覚えて、他のコミュニケーション方法を取るようになります。
特にトイレのしつけなどは、失敗したときに叱ると隠れて排泄するようになってしまいます。
トイレの失敗や、いたずらは黙って淡々と片付けて、正しい行動が出来たら大袈裟なくらい褒めてあげましょう。「こうするといいことがある」と覚えさせるのです。

家族で子犬に対する接し方に違いがないか

人によって接し方(褒めるポイントなど)が違うと、子犬は何が正しいのかわからなくて混乱してしまいます。
例えば、飼い主さんは褒めて育てるしつけをしていても、他の家族が叱るしつけをしてしまうことなどありませんか?
指示が人によって異なるので子犬が混乱してしまうことも、飼い主さんは叱っていなくても他の家族が叱るので委縮してしまう、ということもあります。
もう一度家族で話し合って、叱るしつけはやめる・家族間で接し方を統一してみましょう。

一人で抱え込みすぎていないか

手間のかかる子犬の世話に、力み過ぎているところはありませんか?
そもそも生き物を育てることはストレスがかかることです。それを上手く発散できていないと、ちょっと思い通りにいかないだけで悲しい思いをしやすくなりがちです。友達などに「子犬の世話が大変なんだよ」などと愚痴を聞いてもらうのもいいでしょう。かかりつけの獣医さんにも相談しましょう。人間の赤ちゃんと一緒で、一人で育てるのではなく周りの人みんなに少しずつ力を借りて育てるものなのだという意識を持ちましょう。

そもそも子犬のしつけは簡単ではない

そもそも、子犬のしつけはそう簡単ではありません。個体差もありますし、飼い主さんの得意不得意もあります。生後数ヶ月の赤ちゃん犬が、そう簡単になんでもすぐに覚えられるでしょうか?何度も教えて、失敗を繰り返して当たり前なのです。上記の「叱るしつけをしていないか」「家族で子犬に対する接し方に違いがないか」をチェックしてみて、あてはまらないようなら、あなたの子犬は今成長している最中なのです。焦らず、じっくりと成長を待ってあげましょう。

本やネットの情報に頼り過ぎていないか

本やネットを見れば、「子犬のしつけはこうする」というマニュアルに溢れています。それを一つずつ試すことも必要ですが、マニュアルは絶対ではありません。「正しい方法を試して、それでもダメだったらどうすればいいかわからない」と絶望する必要はありません。子犬によって性格は様々ですし、本やネットのマニュアルが全てではありません。その子に合わせて、のんびりと色々試してあげてください。

飼い主自身の心の問題ではないか

これは子犬のしつけというカテゴリーからは外れますが、飼い主さん自身に他の外的なストレスがあってうつ状態になってしまい、結果として犬を育てること自体が辛くなっているという可能性もあります。
そんな場合は、早めに飼い主さんの方が心療内科や精神科にかかってください。

飼い主自身の心の問題ではないか

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