チワワのシニア期の特徴
チワワは臆病な傾向のある犬種です。シニア期に差し掛かって体が弱ってくると、一層その傾向も増すことがあります。飼い主さんが工夫をして守ってあげてください。チワワは7歳頃から老化し始めます。その特徴についてまとめました。
目や耳が悪くなる
どの犬種でもそうですが、老化に伴って目や耳が悪くなってきます。
老齢性白内障
目の水晶体が白く濁り、視力が落ちてきます。白内障は止めることはできませんが、投薬での治療によって進行を遅らせることができます。動物病院に早めに連れて行きましょう。
老齢性難聴
歳と共に音が聴こえにくくなり、呼んでも答えない・物音に反応しづらいということが出てきます。これも特に治療法はありませんが、耳を清潔に保ってあげて外耳炎などにならないようにしましょう。
餌を食べる量が少なくなる
どの犬種でも老化すれば餌の量は少なくなりますが、もともとの食べる量が少ないチワワにとっては、さらに少ない餌の量で済んでしまいます。一日に食べられる量・必要な餌の量が少なくなるので、餌を与える量や回数、おやつの量についてはことさらに気を配ってあげてください。
チワワのシニア期の注意点
では、具体的にどんなことを気を付けて行ってあげれば良いのでしょうか。注意点をまとめました。
環境を整える
チワワがシニア期に差し掛かってきたら、これまで以上に室内の段差や障害物に気を配ってあげてください。
ただでさえ骨が細く折れやすいチワワです。老化が見られてきたら、一層チワワにとって過ごしやすい環境に整えてあげましょう。
また、暑さ寒さの対策も行ってください。
3ヶ月に一度定期健診に連れて行く
チワワの場合、7歳ころから老化に伴う様々な病気を発症することもあります。
7歳を過ぎたら、3ヶ月に一度は定期健診に連れて行きましょう。特に目や耳の老化は毎日の生活を快適に送れるかどうかに直結するので、何か異常があれば早めに見つけてあげてください。
抱っこ・好きな遊びで落ち着かせてあげて
歳をとって体が弱くなると、これまで自分で回避できていた危険を回避できなくなったりするものです。
チワワの小さな体を守ってあげる意味合いでも、ストレスを軽減させてあげる意味合いでも、抱っこで落ち着かせてあげてください。