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犬が人に怪我をさせたとき。穏便に解決するには

犬が人に怪我をさせたとき。穏便に解決するには

あきら  

飼い犬が人に怪我をさせた場合、出来るだけ穏便に解決したいものです。この記事では、犬が人に怪我をさせてしまったあと、どのような対応が余計なトラブルを防ぐことが出来るのかをまとめました。

犬が人に怪我をさせたとき、穏便に済ませるには

犬が人に怪我をさせたときに、余計なトラブルを起こさず穏便に解決するためのポイントは二つあります。
まずは心から謝罪すること・速やかに支払うべき損害賠償を支払うことです。
順に見ていきましょう。

まずは心からの謝罪

謝罪の方法のパターン

謝罪にも色々な方式があります。
菓子折りを持参して訪問、書面での謝罪、電話による怪我の具合の確認、これら複数を定期的に行うのが良いでしょう。
もちろん、被害者側がそう気にしていない場合はあまり回数を重ねる必要はありません。それよりも、速やかな話し合いで早期の解決を試みましょう。

被害者の心情に寄り添う

これは犬が人に怪我をさせたときというよりは謝罪全般にいえることですが、まずは被害者の言うことに耳を傾けましょう。
犬に怪我をさせられたことで犬嫌いになる人もいるかもしれません。飼い犬に対してきつい言葉を投げかける人もいるでしょう。
少々感情的できつい言葉を聞いたとしても、真摯に受け止め、素直に謝罪をしましょう。
かといって、何でもかんでも相手の要求を受け入れる必要はありません。もし犬の処分や、過剰な損害賠償の要求をされそうなら、弁護士に相談しましょう。
必要なのは相手の感情を受け入れることです。

犬の飼育環境を見直し、報告する

謝罪する際に、怪我をさせた原因・その改善策・改善策を実施している報告を行うようにしましょう。
謝罪しても、その後になんの行動も伴っていないのでは不信感に繋がります。必ず原因を特定して改善策を取り、その経過を具体的に報告しましょう。

速やかに損害賠償を払う

犬が人に怪我をさせた場合の損害賠償は、治療費・休業損害・慰謝料があります。
中でも治療費は、怪我の程度によらず必ず支払うことになるでしょう。その他の休業損害・慰謝料に関しては、払う必要がないケースもあります。
出来る限り早く損害賠償を支払う姿勢を見せましょう。治療費はもちろんのこと、休業損害・慰謝料についても加害者側から話を出します。断られた場合でも、お見舞金として治療費に色をつけるくらいはした方が、後々の心証も良くなるでしょう。
話し合いが済んだら、実際に出来る限り早く支払うようにしましょう。

まとめ

犬が人に怪我をさせたときに、穏便に解決するためのポイントは、心から謝罪すること・速やかに支払うべき損害賠償を支払うことの二点です。
謝罪するときは相手の感情を受け入れることと改善策を具体的に伝えること、損害賠償に関しては必要な分を加害者側から提案して速やかに支払うようにしましょう。

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