トイプードルの毛の特徴
ふわふわの毛が可愛らしいトイプードル。元気なときは毛並みがよかったり、逆に下痢をしていたら毛並みが悪かったりと、健康状態のバロメーターにもなります。
綺麗な毛を維持するために、どのような特徴を頭に入れておけばよいでしょうか?
トイプードルの毛は汚れがつきやすい
これは見ての通りですが、トイプードルはゴミや汚れがついたり、雑草などが絡まりやすいのが特徴です。
こまめにブラッシングしてあげることはもちろん、室内も綺麗に保ってあげてください。
散歩のときも、あまり頻繁に深い茂みには入れない方がいいかもしれません。
トイプードルの毛は毛玉ができやすい
トイプードルのふわふわの毛は、簡単に毛玉が出来てしまいます。
毎日ブラッシングをして、絡むのを防いであげてください。
見た目が良くないのはもちろん、皮膚に新鮮な空気が当たらなくなり炎症をおこすこともあります。
一歳を過ぎれば多様なヘアスタイルに出来る
トイプードルは、トリミングによってデザインするヘアスタイルが多様なのも特徴の一つです。
映画やドッグショーなどでは、顔と脚の毛を刈りこんだコンチネンタルクリップスタイルが有名でしょう。
子犬のときはヘアスタイルは決まらない
子犬は毛が柔らかく、毛量も少ないので、ヘアスタイルを安定させることは難しいとみて良いでしょう。
一歳を超えるくらいまでは様々なヘアカットを楽しむのには向いていません。
子犬のトリミングをトリミングサロンに頼んだけど、注文通りにならなかった場合でも、すぐにトリミングサロンを変えない方が良いかもしれません。その他の部分で良いサロンの条件が揃っているなら、愛犬自身の毛質に十分なボリュームが出るまで様子を見た方が良いでしょう。
トイプードルの毛に関する注意点
それでは、綺麗な毛並みを整えるためには具体的にどんなことに気を付ければ良いのでしょうか。
グルーミングをしてあげる
グルーミングとは、「毛の手入れの全般」を指します。
つまり、トリミングもブラッシングもグルーミングのうちの一つというわけです。
こまめにトリミングしてあげること
トイプードルには、毛をカットしてあげるトリミングが必須です。
トリミングサロンの選び方や自宅でのトリミング方法について、詳しくは以下の記事で詳しく解説しています。
子犬の時からのトリミングで毛質が決まる
先ほど、子犬の時はトリミングでヘアスタイルをデザインするのは難しいとお伝えしました。
しかし、子犬の時にこそこまめにトリミングをしてあげないと、毛がふにゃふにゃして弾力性のない毛質に育ってしまいます。
トリミングに抵抗を無くす意味合いも兼ねて、トリミングを子犬の頃からの習慣にしてあげましょう。
ブラッシングの習慣を早いうちにつける
毛の清潔さを保てるだけではなく、皮膚の血行を良くする効果もあります。
ブラッシングを嫌いになってしまうと後々大変です。従って、子犬のうちからブラッシングを習慣化してください。ブラッシングをしながら撫でてあげたりマッサージしてあげたりと、コミュニケーションを楽しみながら行ってください。
こちらも、ブラッシングの具体的なやり方については以下の記事を参考にしてください。