トイプードルの散歩の基本
トイプードルと散歩に行くとき、頻度や時間はどのくらいが良いのでしょうか。
頻度は?
原則、一日一回は散歩に連れて行くようにしてください。
元々猟をする犬種だったため、それなりの運動量が必要です。
とはいえ、犬によって体力がない場合もあります。その場合、こまめに休憩を挟んで長く散歩したり、一日十分程度の散歩を日に三回行くなど、工夫してあげてください。
時間は?
一日三十分程度を目安にしてください。
ただし先述の通り、体力のない子もいるので一日に散歩の時間を分けて短い散歩を二、三回行うのも良いでしょう。
また、散歩は飼い主とのコミュニケーションの時間でもあります。飼い主の楽しさは犬にも伝わるものです。
スマホ片手に嫌々三十分同じような場所を歩き続けるのと、話し掛けたり撫でたりしながら十分間楽しんで歩くのとでは、後者の方が良いのです。
コミュニケーションが取れれば飼い主への信頼関係も増し、室内で一緒に遊ぶことも増えたら、結果的に運動量としては足りるからです。
トイプードルの散歩のコツ
賢いがゆえに色々なバリエーションがあることを好むトイプードルの散歩には、ちょっとしたコツがあります。参考にしてみてください。
走ったり、ゆっくり歩いてみて
段々スピードを上げて全力疾走してみたり、ほとんど止まっているくらいのスピードで歩いてみたり、速さに変化をつけてあげてください。
トイプードルは賢いので、そういった変化があることを好みます。
撫でたり、話しかけたりしながら
コミュニケーションの一環として、散歩中に撫でたり話しかけたりしながら歩いてください。
先述の通りですが、飼い主も楽しんでいるのだということは犬にも伝わります。
トイプードルと散歩するときの注意点
トイプードルと散歩に行くときは、注意点がいくつかあります。
夏の暑さ、冬の寒さには気を付けて
トイプードルは室内犬なので、夏の暑さや冬の寒さには特に気を配ってあげてください。
体が小さいので、夏はアスファルトからの照り返しを近くで受けてしまいます。夏に散歩に行くときは必ず日が沈んだあとにして、涼しい服を着せてあげてください。
冬は、地面からの寒さを近くで受けることになります。この場合も、暖かい服を着せてあげましょう。
段差や高いところに注意
トイプードルは骨が細く弱い犬種です。
段差や高い所から落ちると危険です。ソファーから落ちただけで骨折するケースもあるので、ややデリケートに考えておいた方が良いでしょう。
トイプードルとの信頼関係が出来ていても、万一のために必ずリードを付けて散歩させ、危険なところに入らないようにしてあげてください。