犬をトリミングサロンに連れて行くときの基本
基本的には、最低限のマナーとしてしつけがきっちりと出来ている必要性があります。
飼い主さんにきちんと従えて、むやみに人に吠えたり噛みついたりしないで大人しくできる子でないと、トリミングサロンに連れて行くのは危険です。
また、食事はトリミングサロンに行く三時間ほど前に済ませておきましょう。直前にトイレも済ませておきます。
トリミングサロンで注文するとき
注文するときは、「かわいく」「さっぱりと」などではなく、トリミングサロンに置いてある雑誌やカタログなどを見て具体的に希望を伝えましょう。自分で気に入ったカットの画像や写真を持っていくのも良いでしょう。
また、犬によっては希望のカットでは体に良くなかったり、似合わないということもあります。そういうときはプロであるトリマーさんの意見を聞くことも大切です。特に、あるカットがその犬にとって体に害を及ぼす場合(防寒、防熱の観点などから)、自分でも調べて把握しておきましょう。
引き取るとき
出来上がりを見て、気に入らないところがあったらその場で具体的に希望を伝えましょう。直せなかったとしても、次回に活かせます。
また、バリカン負けなどがあったら伝えるようにしましょう。バリカン負けの対策は難しいですが、皮膚が弱い子と考えて接してくれます。
間隔を開け過ぎない
トイプードルなどトリミングが必須の犬種については、トリミングサロンに通う間隔を三、四ヶ月とあけないようにしましょう。例えばトイプードルなら、一ヵ月に一度はトリミングが必須です。一定期間にトリミングが不可欠な犬種のトリミングを放置してしまうと、被毛の状態も非常に悪くなります。そうするとトリミングサロンの方でも施術が難しくなってしまうので、必要なだけ通うようにしましょう。
ノミ・ダニは退治してから
万が一愛犬にノミ・ダニがついている場合、トリミングサロンに通うのは後回しです。適切に治療をして、完治してからトリミングサロンに来店するようにしてください。トリミングサロンには多くの犬が来るので、移してしまいかねません。そもそも、ノミ・ダニがついている場合は受けてくれないトリミングサロンも多くあります。
メスの発情中は控えて
メスの場合、発情中の子をトリミングサロンに連れて行くのはやめましょう。そこで会ったオス犬とたいへんなトラブルを起こすかもしれません。それに、発情期の出血で施設を汚してしまいます。
まとめ
トリミングサロン通いは、必要な(または、可能な)犬種に必要なだけ行ってあげてください。行くときのマナーには注意して、かわいく仕上げてもらいましょう。