動物看護師監修。ペットの総合情報サイト

 
ゴールデンレトリーバーの飼い方の基本

ゴールデンレトリーバーの飼い方の基本

あきら  

大型犬の中で特に人気の高いゴールデンレトリーバー。遊び好きで好奇心が強く、温厚で友好的な性格なので、飼い主さんの良いパートナーになるでしょう。その基本的な飼い方と、注意点についてまとめました。

ゴールデンレトリーバーの特徴

ゴールデンレトリーバーの原産国はイギリスで、元々は撃ち落とした獲物を水に入って回収するために作られた犬種です。
体高は51~61cmで、体重は25~34kgにもなります。性格は優しく温厚で、人懐っこく従順です。また寂しがりやのところもあり、たくさん遊んであげる必要があります。

しつけは比較的しやすい

従順な性格で頭がいいため、しつけは比較的しやすい犬種といっていいでしょう。大型犬を初めて飼うときにはゴールデンレトリーバーをおすすめしてもいいかもしれません。
とはいえ、しつけは特にしっかりと行わなければなりません。きちんとしつけが出来ていないと、知らない人に飛び掛かってしまうこともあるからです。体が大きいため、ゴールデンレトリーバー自身は楽しくてじゃれついているつもりでも、相手が子供やお年寄りであれば大変危険です。

ゴールデンレトリーバーの餌は?

ゴールデンレトリーバーは食欲旺盛で、たくさんの餌を食べます。しかしそれだけに、食事といっしょに運動をたくさん出来るように心がけてあげなくてはなりません。肥満にもなりやすいので、餌も脂肪分が多すぎないかチェックしてあげてください。
また、アレルギー体質なので穀物を使った餌は避けた方が無難です。

ゴールデンレトリーバーの被毛

ゴールデンレトリーバーは艶々の被毛が美しい犬種です。しかし抜け毛が大変多く、毎日のブラッシングや定期的なお風呂、たまにトリミングをしてあげるなどお手入れが欠かせません。また、皮膚病にかかりやすいので被毛のケアは十分に行ってあげてください。

ゴールデンレトリーバーの運動量

ゴールデンレトリーバーはたくさんの運動量を必要とします。散歩は一日に二回、三十分から一時間ずつくらい連れていってあげるのがベストです。それも、ただ歩くだけではなく全力で走るような激しい運動をする機会が必要です。台風などで外に出られないときは、室内で工夫して運動をさせてあげる必要があります。

ゴールデンレトリーバーに多い病気

ゴールデンレトリーバーに多い病気については、次のようなものがあります。
詳しくは別記事を参照してください。

  • 股関節形成不全
  • 皮膚病
  • 白内障
  • 外耳炎

股関節に問題を抱える子が多いので、ジャンプやその場でくるくると回転するなど、関節や足腰に負担がかかるような動きはさせないであげてください。

まとめ

ゴールデンレトリーバーはポピュラーな犬種ですが、どの犬種でも同じように飼うにはそれなりの覚悟が要ります。
抜け毛のケアは大変ですし、一日に二回散歩に連れて行くとなると一人暮らしの人や仕事が忙しい人には世話が行き届かないでしょう。そういった意味で、ある程度大きい子供がいる家族向けかもしれません。
しかし、飼う大変さを補ってあまりあるほどに愛嬌たっぷりの可愛い犬種です。初めて飼う大型犬としては、おすすめできるのではないでしょうか。

まとめ

    この記事をシェアする

「犬の飼い方」の関連記事

犬のカテゴリ一覧