ゴールデンレトリーバーの遊び方
ゴールデンレトリーバーは友好的で、寂しがりな一面もある非常に遊び好きな犬種です。
また、多くの運動量も必要とするため、室内でもたくさん遊んであげる必要があります。
ゴールデンレトリーバーとの遊び方のバリエーションをまとめました。
持ってこい
ゴールデンレトリーバーは元々、撃ち落とした獲物を取ってくるように訓練された犬だったため、ボールやおもちゃを投げて取ってこさせるこの遊びが大好きです。中には、教えなくとも自然に出来るようになる子もいるくらいです。
あらゆる方向におもちゃやボールを投げ、あちこちに取りに行かせて遊んであげましょう。
もちろん、室内で行う場合はボールや犬の体が当たる危険性のある家具や物は取り除いておきましょう。
引っ張りっこ
50cmほどのロープ状のおもちゃや、おもちゃにロープを取り付けたものを用意します。
それをまるで生きているかのように動かして、片方を愛犬が、もう片方を飼い主さんが持って引っ張り合いっこして遊んであげましょう。
噛む欲求と、動いているものを追いかける欲求が同時に満たせるので、ゴールデンレトリーバーはとても喜ぶでしょう。
興奮しすぎて飼い主さんの手を噛んでしまうこともあるので、ロープは長めにしておいてください。
宝探し
大きな布を敷いた下におやつをつめたコングを隠して、探させる遊びです。
おやつの匂いを頼りに布を掘って宝さがしをさせてあげましょう。
「ツイテ」で室内散歩
「ツイテ」の指示を出し、横に並んで部屋の中をぐるぐる歩きます。
指示を聞けたら褒めたり、撫でてあげたり、話し掛けたりしながらコミュニケーションを取りながら歩きましょう。
屋外での散歩のときにはずっと話しかけてあげるわけにもいきませんが、自宅の室内だとたくさんのコミュニケーションが取れます。
思い切り走るような運動を必要とするゴールデンレトリーバーにとっては物足りないかもしれませんが、じっと座らせておくより遥かに良いストレス解消になるでしょう。
おもちゃで遊ぶ
何種類かおもちゃを用意して、好きなように遊ばせてあげましょう。
出来るだけ広いスペースがあれば、おもちゃが転がっていったときに取りに行くのを何度も繰り返すことでいい運動にもなります。
おもちゃに気を取られて、家具などにぶつかってしまわないように注意してあげてください。
ゴールデンレトリーバーと遊ぶときの注意点
ゴールデンレトリーバーと室内で遊ぶときは、いくつか注意点があります。下記にまとめました。
体の大きさに注意
見ての通り、ゴールデンレトリーバーは体の大きな犬種です。
室内で遊ぶときは、家具の少ない部屋を用意したり、常にどこかにぶつからないように見張ってあげたりと、安心して遊べる環境を作ってあげてください。
回転する動きは避けて
その場でくるくると回転するような動きはさせないようにしましょう。
関節に負担がかかり、股関節に病気を抱えやすいゴールデンレトリーバーにとってはあまり良くありません。
ジャンプはさせない方が良い
飼い主さんの伸ばした脚を飛び越えさせる遊びがありますが、これもゴールデンレトリーバーの場合は避けた方が良いでしょう。
足腰に負担がかかるので、特に子犬にとっては後々股関節に異常を抱えてしまう遠因になりえます。
外で遊ぶ時も高くジャンプするのは避けるようにしてあげましょう。
まとめ
このように、雨などで散歩に出掛けられないときでもたくさんの遊び方があります。
たくさんコミュニケーションを取ってあげて、寂しがりなゴールデンレトリーバーが不安になってしまわないようにしてあげてください。