シニア猫におすすめの遊び
猫は7~10歳頃から老化が見え始め、15歳頃には完全にシニア猫になります。
若い頃と比べて遊びに興味を示さなくなりますが、飼い主さんとの信頼関係を構築したり、ストレス発散のために、無理のない範囲で遊んであげるようにしてあげてください。
そんなシニア猫に、お勧めの遊びを紹介します。
マッサージ
シニア猫になってくると、マッサージを喜ぶ子が多いようです。
シニア期になると運動量も減ってきますし、猫ちゃんが喜んでいるのなら遊び方として捉えても良いでしょう。
頭から背中、足など、優しくマッサージをしてあげてください。
同時に体に異変が確かめることで、シニア猫に多い病気の予防や早期発見をすることにもつながります。
ボール遊び
音が出たり、光を発するボールで遊ばせてあげるのも良いでしょう。
若い頃はボールを投げて取ってこさせること遊び方を喜ぶ猫ちゃんもいますが、 シニア猫になってくると嫌がる子も多いでしょう。
猫ちゃんに与えて、一人で遊んでいるのを見守ってあげてください。
もちろん元気がある場合は、ボールを投げて一緒に遊ぶのも良いでしょう。
トンネル遊び
トンネルをくぐる遊び方も、シニア猫に向いています。
あまり激しい運動を必要としない割に、体を動かすのでストレス解消にもなります。
紹介しているようなトンネルのおもちゃでも構いませんが、紙袋などでも代用できます。
外から音を鳴らしてあげたりすると、一緒に遊べますね。
シニア猫との遊び方で注意してあげること
シニア猫との遊び方は、子猫や若い頃とは違ったところに気を配ってあげる必要があります。
順にみていきましょう。
疲れた様子なら遊びをやめる
疲れた様子を見せたら、無理に続けて遊んであげる必要はありません。
猫ちゃんの様子をみながら、猫ちゃんのペースに合わせて遊んであげてください。
コミュニケーションをとることを重視する
若い頃と違って、あまり激しい運動は良くありません。
そのため、あまり体を動かすことを重視するというよりは、コミュニケーションをとる遊び方を重視してあげてください。
声をかけたり、名前を呼んであげたりして、遊びをコミュニケーションの一部として扱ってあげましょう。
周りの環境に気を配ってあげる
シニア猫になったら、遊ぶときは特に周りの環境に気を配ってあげてください。
危険な段差はないか、つまづくような障害物はないか見てあげましょう。
歳をとると、体は確実に弱っています。
子猫のときそうだったように、デリケートな生き物として接してあげましょう。
シニア猫との遊び方についてまとめ
シニアになると、確実に体は弱っていきます。
その分、遊び方もシニア猫向けのものに工夫してあげましょう。