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猫のノミ・マダニ対策。ノミ・マダニについて知っておこう

猫のノミ・マダニ対策。ノミ・マダニについて知っておこう

あきら  

猫のノミ・マダニ対策は必須です。猫にノミ・マダニが寄生してしまうと、皮膚病や伝染病など様々な病気の原因となります。まず、ノミ・マダニのライフサイクルや、具体的な害について知っておきましょう。

ノミについて

犬や猫、人に寄生するノミは、ほとんどがネコノミです。
ネコノミの一生やネコノミがついているサイン、刺された場合の症状などについてまとめました。

ノミのことを知っておこう

ノミは体表に寄生して、オスもメスも吸血します。
ずっと室内で飼育している猫の場合は、外で飼い主に飛びついたノミが猫に移ることで感染します。

メスのノミは一日に三十個ほど卵を産み、障害では数百個~数千個にもなります。
通常は3~4週間で卵から成虫になり、気温が13℃以上になるとこのサイクルが繰り返されます。
ネコノミの成虫は30cmくらいジャンプできるので、目視することもあるでしょう。

ノミがついているサイン

ノミ取り用の櫛で猫の毛を梳くと、茶色い砂のようなノミのフンが見つかります。
成虫が見つからなくても、フンがあればノミが寄生しています。

ノミに刺されたら

ノミが吸血したときに出す唾液には、激しい痒みを起こす酵素が含まれています。
ノミの寄生によって、ノミアレルギー、脱毛、フケ、痒みによるストレスが起こります。
腸管に寄生する瓜実条虫(サナダムシ)はノミが媒介します。

マダニについて

マダニも、ネコノミと同様よくある寄生虫です。
マダニについても詳しく見ていきましょう。

マダニのことを知っておこう

マダニは草むらに生息しています。
猫が草むらに入ると、振動や息の中の二酸化炭素に反応して飛び移り感染します。
メスのダニは猫に寄生して一週間ほど吸血し、猫の体から離れて産卵します。
つまり、室内のどこかに潜んでしまうということです。

マダニが寄生したら

マダニの吸血によって貧血を起こしたり、アレルギーを起こしたり、皮膚の損傷、細菌の二次感染による皮膚炎などが起きます。
マダニの寄生が原因となる感染症のおそれもあります。

ノミ・マダニについてまとめ

ノミ・マダニともに吸血されると激しい痒みがあり、貧血や皮膚炎の原因になります。
また、様々な感染症の原因ともなります。
ノミ・マダニの寄生を防ぐためにも、100%の室内飼いを徹底した方が無難でしょう。

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