動物看護師監修。ペットの総合情報サイト

 
猫のおもちゃ。おもちゃを使った飽きない遊びについて

猫のおもちゃ。おもちゃを使った飽きない遊びについて

あきら  

猫と一緒に遊ぶときに、欠かせないのがおもちゃです。猫のおもちゃは様々なものが販売されていますが、どのようなものを選べば良いのでしょうか?猫のおもちゃの選び方と飽きない遊び方についてまとめました。

猫と一緒に遊ぶ意義

猫と一緒に遊ぶことには、たくさんの意義があります。
ストレス発散はもちろん、狩猟本能を満たしてあげることになります。
子猫の場合は、心身の発達のためにも遊びは欠かせません。
また、飼い主さんともスキンシップのために、遊びはとても有効です。

猫のおもちゃの選び方

猫の遊びに欠かせないのがおもちゃです。
手を使って遊ぶと噛み癖がついてしまうこともあります。
また、猫ちゃんが一人のときに退屈しないようにおもちゃを与えてあげるのも良いでしょう。
以下、選び方について説明します。

安全性を重視する

重要なのが、安全性を重視することです。
出来れば、有害な染料などを使用していないとわかるものが良いでしょう。
もちろん、誤飲しない大きさのものを選びましょう。
また、噛んだり引っ掻いたりしているうちに破れて破片が出ないものがベターです。破片を飲み込んでしまわないためです。

丈夫なものを選ぶ

猫は狩猟本能の強い動物です。
叩いたり飛びついたりして遊んでいるうちに、壊れてしまうこともあるでしょう。
あまりすぐに壊れてしまっては安物買いの銭失いであるばかりか、猫ちゃんにとって誤飲の危険性があります。
あまり安価すぎるものは避け、丈夫に作られているものが良いでしょう。

飽きないものを選ぶ

猫ちゃんが飽きないように、様々な遊び方が出来るものを選ぶと良いかもしれません。
とはいえ、どんなおもちゃに飽きずに遊べるかは、猫ちゃんにもよりますし使ってみなければわかりません。

結局、おもちゃ選びは飼い主さんの使い方次第

ここまで読んでいただいてお分かりかと思いますが、おもちゃ選びにこれといったコツはありません。
あっても、丈夫なものをとか誤飲しないものをとか基本的なことばかりです。
販売されているおもちゃにこれといって危険なものは基本的にありません。危険になりうるとしたら、遊び方が良くない場合でしょう。
また、飽きないおもちゃというのも、使ってみなければわかりません。単調な遊び方をしていればすぐに飽きてしまうかもしれませんし、飼い主さんが遊び方を工夫していれば猫ちゃんも飽きないで遊べるかもしれません。
おもちゃについては、選び方というより遊び方がポイントだといえるでしょう。

おすすめの猫のおもちゃ

以下、おすすめの猫のおもちゃと遊び方の工夫の一例について説明します。

猫じゃらし

定番ですが、猫じゃらしは何種類か持っておきたいものです。
先っぽに羽のついたものや、ねずみのぬいぐるみがついたもの、毛玉がついたものがあります。
種類によって猫ちゃんの好みが分かれるので、何種類か用意すると良いでしょう。
また、音が出るものも飽きないで遊べることが多いようです。
電動で自動で動くものも、留守の間などに良いでしょう。
動かし方の基本は、動きに様々に変化を付けることです。
ねずみのように素早い動きをしてみたり、ミニカーのように一定のスピードでくねくねと動かしてみたり、鳥のように空中を飛ぶように動かしてみたりしてみましょう。
コツとしては、前後左右上下と、縦横無尽に立体的に動かすことです。
猫ちゃんを出し抜くつもりで、予想も出来ないような動きをしてみましょう。

ペンライトや懐中電灯

ペンライトや懐中電灯をおもちゃ代わりにして、光を追わせる遊びを好む猫ちゃんもいます。
天井に当てた光を一気に猫ちゃんの手の届くところに下ろしてみたり、壁一面をあちこち照らしてあげましょう。
飼い主さんの体に光を当てて、それを追わせると飼い主さんの体を登ろうとするかわいい猫ちゃんの姿が見られることもあるでしょう。
光をつかうときは、猫ちゃんの目に直接当てないように注意しましょう。
レーザーポインタなどではなく、ペンライトや懐中電灯なら目にも優しく遊べます。

トンネル

トンネル型のおもちゃも、喜ぶ猫ちゃんが多いようです。
これは、部屋に設置しておいて猫ちゃんが一人でも遊べるおもちゃですね。
トンネルの中に別のおもちゃを仕込んだり、おやつを仕込んだりして遊ばせても飽きないで遊べるでしょう。

コング

中におやつを仕込んで、転がしたり突っついたりしながらおやつを出して遊べるおもちゃのことをコングといいます。
おやつを出すために頭を使うので、飽きないで遊べる場合が多いようです。
猫ちゃんの体(主に前脚)の大きさに合わせたものを選んであげましょう。
あまり大きすぎても中のおやつが簡単に取れてしまいますし、小さすぎても取れなさすぎて可哀想です。
もちろん、使った後は綺麗に洗って衛生的に遊べるようにしてあげてください。

ペットセーフ ファンキティー エッグササイザー

ボール

ボール遊びも猫ちゃんは喜ぶ子が多いようです。
ゴムでできていて予想の出来ない跳ね方をするもの、鈴が入って音が鳴るもの、かじって遊べるものなど、様々なものを用意してみましょう。
ボールを選ぶときは、絶対に誤飲しない大きさのものを選びましょう。また、かじって破片が出る可能性のあるものは、遊んでいないときはしまっておきましょう。

家にあるものを使う

以外にも、お金を出して買ったおもちゃよりも、家にあるもので飽きないで遊ぶこともあります。
ヘアゴムや段ボール、紙袋、ビニール袋、捨てる予定の服、ティッシュの箱、紐など、色々なものを与えてみましょう。
家にあるものをおもちゃとして使うときは、飽きないかどうか以前に、特に安全性に注意してあげましょう。
飼い主さんの監督のもとで遊ばせてあげてください。

猫のおもちゃについてまとめ

猫のおもちゃには、様々なものがあります。
選び方というより遊び方が、猫ちゃんが飽きないで遊べるコツです。
一番は安全性に気を付けて、一緒に遊んであげてください。

    この記事をシェアする

「猫の飼い方」の関連記事

猫のカテゴリ一覧