アメリカンショートヘアの特徴
元気な性質で人気の猫種であるアメリカンショートヘア。
その特徴から見ていきましょう。
がっしりした体型
体はやや太く、頭が大きくてあごの四角い、がっしりした体型の猫種です。
オスは4~7kg、メスは3~6kgくらいまで成長します。
特に足の筋肉が発達しており、高いところへの上り下りも得意です。
もともとネズミ狩りに使われていた猫種なので、その体型もさもありなんといったところでしょう。
活発で明るく、クールな面も
性格は活発で明るく、フレンドリーです。
物おじしないので、赤ちゃんや小さい子供と一緒の生活や多頭飼いにも向いています。
またクールな側面もあり、あまり甘えることを好みません。抱っこも嫌がる子が多いようです。触り過ぎると嫌がられることもあるので、適度なスキンシップをとりましょう。
運動量が多い
筋骨のしっかりした見た目に違わず、運動量の多い猫種です。
基本的に家の安全なところは自由に行き来出来るようにさせてあげ、キャットタワーも設置してあげましょう。
アメリカンショートヘア一匹でもキャットタワーを上り下りして運動することが出来ます。
猫じゃらしを使った遊びも大好きです。
元々ハンターだったので、獲物を模した動きでアメリカンショートヘアが飽きないように遊んであげましょう。
食欲も旺盛
運動量が多い分、食欲も旺盛です。
餌もおやつも頻繁におねだりしますし、ついついあげてしまう飼い主さんも多いのではないでしょうか。
しかし、アメリカンショートヘアはとても太りやすい猫種です。
一日に与える餌とおやつの量はきっちりと把握して、与えすぎないようにしてあげてください。
アメリカンショートヘアを飼うときの注意点
たくさん遊べる環境を用意する
運動量が多い猫種なので、たくさん遊べる環境を用意してあげてください。
立ち入っては危ない場所には、大型犬用の柵などで立ち入れないようにして、それ以外の場所は自由に行き来できるようにしてあげると良いでしょう。
また、キャットタワーもおすすめです。
飼い主さんとアメリカンショートヘアが一緒に遊ぶ場合は、定番ですが猫じゃらしがいいでしょう。ねずみのような動き・蝶のような動き・鳥のような動きなど、立体感を意識して様々なパターンで動かして捕まえさせてあげてください。
抜け毛が多い
アメリカンショートヘアは短毛種ですが、抜け毛の多い猫種です。
そのため、ハンドグルーミングをしてあげましょう。
ハンドグルーミングとは、手の平で撫でることによって被毛のケアをしてあげることです。
抜けて体についていた毛をしっかりと取り除いて、アメリカンショートヘアが自分で毛づくろいをしたときに飲み込む毛の量を少なくして挙げましょう。
飲み込む毛の量が多すぎると、毛球症にかかるリスクが高くなります。
あまり触られると嫌がることも多いので、小さい頃から信頼関係を築いて触らせてもらえるようにしておきましょう。
掛かりやすい病気には注意
アメリカンショートヘアの掛かりやすい病気は肥大性心筋症・腎不全・糖尿病・関節疾患です。
糖尿病と関節疾患は肥満が原因で起こる病気であり、飼い主さんのケアで予防することが出来ます。
詳しくは後日記事にします。
アメリカンショートヘアの餌
アメリカンショートヘアの餌には、良質なたんぱく質がたくさん含まれているものを選びましょう。
また、嗜好性が高いことも重要です。
もちろん、有害な添加物や原材料が使われていないかどうかもチェックしてあげてください。
アメリカンショートヘアのしつけ
アメリカンショートヘアのしつけは、他の猫種と変わらずトイレのしつけ・爪とぎのしつけ・噛み癖のしつけ・鳴き癖のしつけが必要です。
しかしとても賢い猫種なので、しつけは比較的スムーズに行えるでしょう。
もし失敗してしまうときは、ストレスなどなんらかの原因がないかどうかを確かめてみてください。
アメリカンショートヘアの遊び方
先述の通りですが、アメリカンショートヘアの遊びにはキャットタワーと猫じゃらしがおすすめです。
一日二回、十五分ずつくらい遊んであげましょう。
その他にも、アメリカンショートヘアが一匹で遊べるようにしておくことも重要です。
体を思いっきり動かして目一杯遊べるような環境を作ってあげてください。
そういった意味で、広いお家の方が飼いやすいでしょう。
アメリカンショートヘアの飼い方まとめ
アメリカンショートヘアは活発で明るく、運動量の多い猫種です。
また食欲旺盛で太りやすいという特徴も持っています。アメリカンショートヘアにとって生活しやすい環境を作ってあげてください。
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