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マンチカンに多い病気。予防と対策は?

マンチカンに多い病気。予防と治療は?

あきら  

マンチカンは、その身体的特徴からかかりやすい病気があります。椎間板ヘルニア・毛球症・外耳炎には気を付けましょう。この記事では、それらの病気の予防と対策について解説します。

マンチカンに多い病気

マンチカンはその身体的特徴から、かかりやすい病気があります。
足が短いため椎間板ヘルニアを発症しやすくなっています。
また、長毛種のマンチカンは腸閉塞にかかりやすいです。
加えて、折れ耳のマンチカンは外耳炎にもかかりやすくなっています。

  • 椎間板ヘルニア
  • 腸閉塞
  • 外耳炎

以上の病気について、予防法とかかった後の治療について見ていきましょう。

椎間板ヘルニア

骨や関節に負荷がかかることによって発症します。
背骨のあいだにある椎間板というクッションの役割を果たす部分が潰れてしまう病気です。
痛みを伴うので、軽度のうちに気付いてあげたい病気です。

症状

足を引きずったり、変な歩き方をします。
また運動をしなくなったり、急に大人しくなったりします。
足・胸・首のあたりに痛みがあり、撫でると嫌がるようになります。
麻痺も見られるようにもなります。

予防と治療

予防法はいくつかあります。
まずは肥満の防止。そのために、栄養バランスとれた食事を適量与え、毎日十分に運動させてください。
また、キャットタワーなどの段差にクッションを付けてあげるのもいいでしょう。腰や関節への負担が軽減されます。
さらに、適度な運動は必要ですが、激しすぎる運動はさせないようにしましょう。身体に負担がかかります。

治療法は、基本的に外科手術を行います。
脊椎を削ったり、神経にかかる圧力を軽減させる手術を行います。
手術が成功しても、その後投薬などの治療に長い時間を要します。

腸閉塞

症状

異物を飲み込んだために、腸管内容物が通過しにくくなる病気です。
毛球症(毛を飲み込んで異物となる)が原因の場合、腫瘍が原因の場合、異物の誤飲が原因の場合があります。
餌を食べても、嘔吐してしまいます。原因が腫瘍ではなく異物である場合は、食欲も落ちません。食べては吐きを繰り返すことになります。

予防と治療

次のものが、猫が誤飲するものとして多いものの一例です。

  • 毛糸
  • ラップ
  • リボン
  • おもちゃの破片
  • カーペットの破片
  • 布の破片

部屋の中に落ちていないかチェックしてあげてください。
また、普段使うおもちゃも、かじって破片がでてしまっていないかこまめにチェックしましょう。

また、毛球症が原因の腸閉塞を防ぐために、毎日ブラッシングをしてあげましょう。
自分で毛づくろいをする際に飲み込んでしまう毛の量を減らすためです。

毛球症が原因の腸閉塞の場合、治療法は以下の通りです。
軽度のものであれば、毛球除去剤を与えて毛を排出させます。
重度の場合は開腹手術が必要となり、毛玉を取り出します。
手術代は病院にもよりますが、20万円ほどのようです。

外耳炎

外耳道に炎症が起こる病気です。
猫の場合は、先述の耳ダニ症とマラセチアという菌が原因のことが多いです。
折れ耳の猫は耳の通気性が悪いためかかりやすくなっています。

症状

悪臭のある茶褐色の分泌物が外耳道につきます。
首を振ったり、後足で耳の裏をしきりに掻くといった症状がみられます。

予防と対処

予防法としては、原因になりやすいダニがつかないようにすることです。
ほかにも、アレルギーが原因となることもあるので、アレルゲンを特定して遠ざけてあげましょう。
また、毎日の健康チェックで耳のケアをしてあげることも重要です。
治療は、動物病院で洗浄薬を用いることになります。

マンチカンの様子がおかしい、と思ったら

マンチカン(に限りませんが)の様子がおかしい、と思ったら、すぐに動物病院に連れて行ってあげてください。
病気の発見は、当然ながら早ければ早いほど猫ちゃんにとって苦痛を和らげてあげることが出来ます。

ペット保険加入は病気にかかる前に

もしマンチカンが病気をして、入院や手術が必要になった場合、心配なのは治療費です。
単にお金がもったいないという話ではなく、治療費を十分に用意出来ないと、十分な治療を受けさせてあげられないからです。
そんな悲しい事態を防ぐために、ペット保険への加入は、マンチカンが「健康なうちに」行うようにしてあげてください。
病気が発覚してしまってからでは、ペット保険に加入してもその病気に対する補償が受けられないからです。
まずは資料請求して、いくつかのプランを比較検討してみてはいかがでしょうか。

マンチカンに多い病気についてまとめ

マンチカンに多い病気は、椎間板ヘルニア・腸閉塞・外耳炎です。
特に命に関わる椎間板ヘルニアと腸閉塞については、早めに気付いてあげたいところです。

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