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短毛種猫のブラッシングについて。短毛種でも必要なの?

短毛種猫のブラッシングについて。短毛種でも必要なの?

あきら  

短毛種の猫でも、ブラッシングは必要です。いくら短毛種でも、放っておけば自分で毛づくろいしたときに多くの毛を飲み込んでしまい、病気の原因になります。とはいえ、やりすぎは禁物です。この記事では、短毛種の猫のブラッシングのやり方と注意点についてまとめました。

短毛種の猫にブラッシングは必要?

短毛種の猫にもブラッシングは必要です。
自分で毛づくろいしたときに、抜け毛がたくさん残っていると多くの毛を飲み込んでしまいます。
きちんと吐き出せれば問題はありませんが、吐き出すこと自体も多少は猫ちゃんのストレスになるでしょう。
また、飼い主さんにとっても掃除が大変です。
そればかりか、きちんと吐き出せなければ毛球症という病気の原因になってしまいます。
短毛種の猫ちゃんでも、きっちりとブラッシングをしてあげましょう。

短毛種のブラッシング

短毛種の猫のブラッシングの手順について解説します。

手でおおまかな毛を取る

ますは手で、おおまかな毛を取ってあげます。
手を水で濡らしておくとより効果的です。
このとき猫ちゃんの体全体を撫でるような要領で、スキンシップの一環として行えるとより良いでしょう。

ラバーブラシで残りの毛を取る

おおまかな毛を取り終わったら、ラバーブラシを使って残りの毛を取ります。
古い毛は抜け落ちるので、古い毛もある程度抜けてしまって構いません。
全身くまなく、マッサージのような感覚でやってあげましょう。

頻度は週に2・3回

短毛種の猫ちゃんの場合、ブラッシングをする頻度は週に2・3回で十分です。
毛質によっては、週1回でも十分な場合もあります。毛の抜け具合を見て、どれくらいの頻度でするのが良いのか見極めてあげましょう。
やりすぎると、毛が抜けすぎて地肌が見えてしまいます。そこまではやらないようにしましょう。

短毛種の猫のブラッシングをするときの注意点

短毛種の猫のブラッシングをする際の注意点についてまとめました。

やりすぎに注意

先述の通り、短毛種の猫ちゃんの場合は特にやりすぎに気を付けましょう。
やりすぎてしまうと地肌が見えてしまいます。身体を守る被毛がなくなってしまうのはよくありません。

撫でるような感覚でブラッシングしてあげる

短毛種の猫ちゃんは、ブラッシングというとり撫でてあげたりマッサージをしてあげるという感覚で習慣化すると良いでしょう。
手で抜け毛を取る時も、ブラッシングをするぞ!と意気込むのではなく撫でてあげることの延長線上としてやった方が猫ちゃんもリラックスできます。

短毛種の猫のブラッシングまとめ

短毛種の猫ちゃんの場合は、ブラッシングは必要ないという意見もあるようです。
しかし、無駄に抜け毛が家の中に散らかったり、より多くの毛を自分で飲み込んでしまったりしないように、週に何回かはマッサージ・撫でてあげることの延長線上としてブラッシングをしてあげましょう。

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