猫のペット保険は本当に必要か?
ペット保険はまだまだ愛猫家の間で浸透しているとはいえません。
しかし、急な病気をした際などの備えとして、加入を検討する人も増えているようです。
結局、猫にペット保険は必要なのでしょうか?メリットとデメリットを比較した上で、猫のペット保険は必要なのかどうかをまとめました。
猫をペット保険に加入させるメリット
急な怪我に対応出来る
急な怪我をした場合、ペット保険によって治療費を何割か補填出来ます。
また、猫という生き物は怪我をしやすいものだということも考慮に入れておくべきでしょう。
猫には狩猟本能があり、それを抑えることは出来ません。
そのため遊び方は当然ものを追いかけたり捕まえたりする種類のものになります。
結果的に、怪我をしてしまうことが多いと言えるでしょう。
予期せぬ病気に対応出来る
ペットを飼っている上で最も怖いのが、予期せぬ重い病気なのではないかと思います。
そんな場合でも、ペット保険に加入していれば経済的な理由で治療を諦める・十分に受けさせてあげられないということは減ります。
入院や手術になった場合は10万~50万円もの治療費がかかる場合がありますが、それを部分的にでも補償が受けられることは心強いでしょう。
単なる体調不良でも補償が効くことも
プランによっては、病名のつかない体調不良による通院であっても、補償を受けられることがあります。
保険に入っていれば金銭的な理由から「もう少し様子を見よう」という選択をすることも少なくなるでしょう。
その様子を見ていた数日間・数時間の間に、病状が悪化して取り返しのつかないことになってしまうこともあります。
保険によって病名のつかない症状による通院であっても補償が受けられるなら、愛猫が軽症のうちに治療してあげることがしやすくなるでしょう。
猫に十分な治療を受けさせてあげられやすい
上記の理由をひとつにまとめたものになりますが、最大のメリットは「金銭的な理由で愛猫に十分な治療を受けさせてあげられない」という事態を避けやすくすることが出来ます。
単なる風邪であっても、猫ちゃんにとっては飼い主さんが気軽に治療を受けさせてあげられる方が良いはずです(病院自体は猫ちゃんは嫌がることが多いですが……)。
深刻な怪我や重い病気であればなおさらです。
猫をペット保険に加入させるデメリット
猫のペット保険は掛け捨て
猫のペット保険は掛け捨てのものになっています。
契約が終わった時にお金が返ってくることは期待できないでしょう。
手続きが煩雑
ペット保険は申し込みの手続きはともかく、それらを比較検討するのが大変です。
愛猫の状態や年齢、既往症、持病などによって加入できるプランやぴったりのプランも違いがあり、プランを決めるまでにひと悶着あるでしょう。
結論:猫のペット保険には加入した方がいい
結論として、ぺっとQとしては猫のペット保険加入をお勧めします。
怪我や病気をしてしまってから「保険に入っておけばよかった」と後悔する、「治療費が払えなくて治療を断念する」ということは、大切な家族である猫ちゃんのために絶対に避けておきたいところです。
猫ちゃんがまだ若く、健康なうちから是非ペット保険への加入を検討してみてください。