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猫に多い呼吸器の病気。予防法と治療法は?

猫に多い呼吸器の病気。予防法と治療法は?

あきら

猫の呼吸器の病気の中でも、肺炎、鼻炎、気管支炎が特に掛かりやすい病気です。どれも早期発見が重要になりますが、具体的にはどのような予防法と治療法があるのでしょうか。

猫に多い呼吸器の病気

猫がかかる呼吸器系の病気はいくつかありますが、中でも特に掛かりやすい病気は以下の三つです。

  • 肺炎
  • 鼻炎
  • 気管支炎

詳しく見ていきましょう。

肺炎

肺炎とは、肺に炎症が起きる病気です。
肺に炎症が起きることで、呼吸困難になり、酸素と二酸化炭素の交換がうまく出来なくなります。
猫の状態にもよりますが、比較的死亡率の高い病気なので、早期発見が重要です。

症状

痰が絡んでいるような、重たい咳が出ます。また、発熱もあります。
息苦しそうだったり、呼吸が早くなったり、疲れやすくなるといった症状もあります。
嘔吐したあと・ご飯を食べたあとに苦しそうな様子を見せたりすることもあります。

予防と治療

肺炎は予防が難しい病気です。アロマやたばこ、工事現場の煙を吸わせないようにしましょう。
また、毎日遊んであげるときなどに異常がないか見てあげましょう。
治療としては、肺炎の原因となっている病原菌を殺すための抗生物質を投与します。
家では、息苦しくならないように落ち着ける環境を作ってあげましょう。

鼻炎

鼻炎は、鼻の粘膜に炎症が起こる病気です。
猫風邪といわれるがウィルス感染が原因のこともありますし、ハウスダストや花粉が原因のこともあります。

症状

初期はさらさらした透明の鼻水を出し、重くなってくると血や膿の混じった鼻水を出すようになります。
また、くしゃみや涙を流すことが多くなり、鼻をこするようにもなります。
鼻水を出し始めた時点で、動物病院に連れて行きましょう。

予防と治療

予防法としてはいくつかあります。
ワクチン接種によっても予防できます。また、室内の環境を(冬場は特に)適度な湿度を保ってあげましょう。
感染しないように食器やトイレをこまめに消毒してあげ、健康的な食事と運動の機会を与えてあげましょう。
ハウスダストや花粉対策も行ってあげてください。
治療法としては、抗生物質を投与したり点鼻薬を使用することが多いです。
鼻を擦る場合はエリザベスカラーも使用します。

気管支炎

気管支に炎症を起こし、呼吸困難になる病気です。
気管支炎自体は死亡率は低いですが、危険な肺炎を併発することがあるので注意が必要です。

症状

突然咳をし始めて、なかなか収まらないということが多く起こります。
咳の他に、くしゃみや鼻水・元気がない・息苦しそうといった症状も現れます。

予防と治療

予防法としては、原因となるウィルスを貰わないように衛生管理をしてあげることです。
猫風邪に掛かりやすい寒い季節に外に出さないというのも良いでしょう。
治療としては、酸素吸入や抗生物質の投与で気管支を治療します。

猫に多い呼吸器の病気のまとめ

猫の呼吸器の病気は、細菌感染や異物によるものが多くなっています。
清潔な環境で飼育してあげて、早期発見のために毎日鼻や呼吸の様子を見てあげてください。

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