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猫の臨時費用について。いくら用意しておくべき?

猫の臨時費用について。いくら用意しておくべき?

あきら

猫を飼っていると、月々の飼育費用に加えて臨時の費用がしばしば発生します。ワクチン代や避妊去勢手術、急な病気や怪我などの病院代……そのときのために、猫貯金をしておきましょう。また、ペット保険に加入するのも有効な選択肢です。この記事では猫を飼っていて想定されうる臨時の費用について解説します。

猫を飼うのにかかる一ヵ月あたりの費用

猫を飼うのにかかる一ヵ月あたりの費用は、約4500円ほどです。
餌代、トイレ砂代、おやつ代、おもちゃ代、爪とぎ代を合わせるとその程度のものです。
つまり、維持費(というと少し言い方が悪いですが)自体はそんなにかかりません。
詳しくは、以下の記事をご覧ください。

猫を飼うのにかかる臨時の費用

上記で説明した、猫を飼うのにかかる一ヵ月あたりの費用の他に、臨時の費用がかかります。
どんなものがあるのか、詳しく見ていきましょう。

ワクチン代

ワクチンとは?

ワクチンとは、簡単に言うと猫の感染症を予防するもの・発症しても軽症で済むようにするものです。
日本で主に行われているワクチンは3種と5種の二種類があります。
3種・5種とはなんの数なのかというと、予防出来る病気の数です。
完全室内飼いを徹底する猫なら3種、外出をさせる猫なら5種が必要だと言われています。

ワクチンにかかる費用は?

それぞれにかかる費用は病院によっても異なりますが、相場はあります。
3種は3000~6000円、5種は5000~8000円です。
それを年に一回受けさせる必要があります。
また、生まれてすぐのときはワクチンを受けさせるタイミングに気を付ける必要があります。
生後2ヶ月頃に一回目のワクチンを受けさせ、その三週間後に二回目のワクチン接種を行います。

避妊・避妊手術

避妊手術は卵巣と子宮の除去、去勢手術は精巣の除去を行います。
その意義やだいたいの費用について簡単に説明します。

避妊・去勢手術の意義は?

雌猫は自然に任せていると、1年に2~3回子猫を産みます。飼育したり、貰い手を探す手間が出来ます。
雄猫は去勢手術をしない場合、発情期のスプレー行動があったり荒っぽい気性でいたりします。
それらを防止するために、避妊・去勢手術に意義があるといえるでしょう。

避妊・去勢手術にかかる費用

避妊手術・去勢手術にかかる費用は病院によって異なります。
しかし、相場としては避妊手術が30000円程度、去勢手術が20000円程度といえます。
地方自治体によっては、避妊・去勢手術の費用を援助してくれるところもあります。

トリミング

長毛種の猫で被毛が絡んだ場合や、皮膚に病気を患ってしまった場合にトリミングをする必要が出ることもあります。
基本的には、毎日ブラッシングをしてあげていれば被毛が絡んで困ることはありません。
ですが何らかの理由でトリミングサロンで被毛のケアをしてもらう場合、5000~10000円の費用がかかります。
もちろん、被毛の状態や毛の長さに・お店や地域・オプションが必要かどうかによって費用は異なります。
念のため、10000円以上をみておくとよいでしょう。

飼い主さんの不注意でトリミングサロンのお世話になることがないように、以下の記事でブラッシングの意義とやり方について確認して置いてください。

思わぬ怪我や病気

どんな生き物でもそうですが、生きている以上、思わぬ怪我や病気に見舞われることもあります。
その場合の治療費は、怪我や病気の種類によるため一概には言えません。
価格帯は千差万別ですが、10万~50万円にのぼることもあります。
とはいえ、猫を飼っていて手術が必要なほどの怪我や病気に見舞われることはそう多くはありません。
ただし、万が一もありますので、怪我や病気による手術を受けることになる可能性も考慮しておきましょう。

猫を飼うなら「猫貯金」がいくら必要?

このように、猫を飼っていると臨時費用がかかります。
そのときのために、「猫専用の貯金」をしておくのが賢明でしょう。
では、猫貯金はどれくらいを目標にすればよいのでしょうか。
結論からお伝えするなら、最低額は15万円・目標額は55万円といったところです。

内訳は以下の通りです。

  • ワクチン代/8000円(年一回)
  • 避妊・去勢手術代/30000円(生涯に一回)
  • トリミング代/10000円(年一回)
  • 怪我や病気の治療費/10万~50万円

ワクチン代・避妊去勢手術代・トリミング代を多めに見積もったものを合わせた金額が48000円。
約50000円と見積もっておきましょう。
そこへ更に思わぬ手術が必要となった場合に、必要な最低額が10万円。
それらを合わせて、最低額は15万円・目標額は55万円という計算です。

ペット保険に入るという選択肢

猫を飼うのにかかる臨時費用のために、貯金しておくにこしたことはありません。
しかし、金銭的にも精神的にも一番怖い大きな怪我や病気に備えておくために、ペット保険に加入しておくのも良いでしょう。
ペット保険を扱っている会社だけでも様々なものがあり、プランも多種多様です。
それらの選び方や加入するべきか否かなどについては、別記事で詳しく解説します。

猫の臨時費用についてまとめ

猫を飼育するのにかかる臨時費用は、ワクチン代・避妊去勢手術代・トリミング代・怪我や病気の治療費などがかかります。
中でも精神的にも金銭的にも怖い思わぬ怪我や病気に備えて猫貯金をしておきましょう。
猫貯金の目安としては、最低額15万円・目標額55万円ほどです。
貯金することも必要ですが、より負担が少なく安心を買えるペット保険への加入も是非検討してください。

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