赤ちゃん猫の飼い方
赤ちゃん猫の飼い方の基本は、給餌・排泄・保温・通院の四種があります。
赤ちゃん猫への給餌のお世話については、以下の記事を参照してください。
また、排泄の介助も必要です。
以下の記事をご覧ください。
赤ちゃん猫の保温の世話について
この記事では、赤ちゃん猫の保温のお世話について解説します。
順に見ていきましょう。
触る時は手を暖めておく
まず前提として、お世話をするときは手を暖めておきましょう。
赤ちゃん猫に手を近づけて、暖かく感じるようなら触るのはNGです。
お湯などで暖めてからお世話をしてあげましょう。
冷え性の人は気を付けてあげてください。
暖かいベッドを用意する
まずは暖かいベッドを用意します。
保温性のある発泡スチロールなどの箱にタオルを敷き、その上にペットヒーターを置いておきます。
ペットヒーターの上にもタオルを敷いて、ふわふわにしてあげましょう。
敷くためのタオルの他に、掛け布団代わりになるタオルも入れて赤ちゃん猫が隠れられるようにしてあげてください。
室温は25℃前後
室温は25℃前後に保ちましょう。
室温が高すぎても低すぎても、猫ちゃんの体に負担になります。
ただ、ペットヒーターで十分に暖かく保てている場合は、少しくらい室温が低くても構いません。
ペットヒーターを使う
温度は母猫の体温と同じ38℃に設定します。
またこのとき、ベッドの前面にペットヒーターを敷くのは止めてください。
暑すぎるときに赤ちゃん猫の逃げ場が必要になります。
つまり、赤ちゃん猫の体より大きな箱が必要になります。
こまめに替えられるならペットボトルもOK
どうしてもペットヒーターを用意出来ない場合などは、ペットボトルを使うとよいでしょう。
ペットボトルに38℃ほどのお湯を入れ、タオルでくるんでベッドにいれてあげます。
母猫に寄り添うような感覚が得られるので、子猫にとっては安心できます。
授乳するたびに中のお湯を替えてあげましょう。
使い捨てカイロなどはNG
ペットヒーターの代わりに、使い捨てカイロなどを使うのはやめてください。
熱すぎる温度まで上がってしまい、脱水症状を引き起こします。
また、発熱する時間が終わると急に冷えてしまいます。
窓際にはベッドを置かないこと
窓際は、温度の変化が激しいので置くのは避けましょう。
天候や季節、昼夜によって温度が変わり過ぎてしまいます。
直射日光の当たらない、目の届くところにベッドを設置してください。
母猫の懐のようなベッドを作る
保護される赤ちゃん猫は、一匹きりのことも多いです。
生まれたときはお母さんや兄弟たちと一緒だったのが、急に一匹になってしまうと赤ちゃん猫にとっても不安です。
温度、感触ともに、お母さん猫の懐のようなベッドを作ってあげることを意識してください。
赤ちゃん猫の保温の世話についてまとめ
赤ちゃん猫のお世話は大変です。
保温のお世話については、暑すぎず・寒すぎないことを心掛けて、適切な温度に暖めてあげてください。