猫が鳴く理由
猫が鳴く理由には様々なものがあります。
何か原因があって鳴いているのです。つまり、飼い主さんは猫ちゃんがなぜ鳴いているのかを把握した上で、それに応じた正しい対策を取ってあげる必要があります。
逆にいえば、鳴く原因をきっちりと特定できれば、それに応じた対処で鳴き癖を直すことができます。
次から、猫が鳴く原因についてみてみましょう。
構って欲しい
普段遊んであげることが少なかったり、飼い主さんのいない日中一人で退屈していたりしていると、構って欲しいから鳴くようになるというのがあります。
鳴くのを止めさせようとしたり、飼い主さんがなにかしら反応してあげるので、それで「鳴けば構ってもらえる」と学習してしまうことがあります。
体の不調を訴えている
体の不調を訴えて鳴く場合もあります。
どこか痛そうにしている、様子がおかしい、鳴き声に元気がないなど、気になる点があればすぐにチェックしてあげましょう。
変化にすぐに気付けるようになるため、日頃の健康チェックは欠かさず行ってあげてください。
何か要求している
餌やおやつなど、何かを要求しているときにも猫は鳴きます。
餌は、一日に何時と時間を決め、十分な量をきっちりと与えましょう。それを食べてしまっても餌の要求をするようなら、あげている餌の量が足りているかどうかまずチェックしてあげます。そのとき、体重・体格も一緒に確認しましょう。体重や体格が十分に立派なら、食いしん坊を我慢させなければなりません。
痩せているようなら、もう少し普段の餌の量を増やしてあげても良いでしょう。
おやつの場合は、あげすぎにはくれぐれも注意してあげてください。
ストレスを感じて鳴く
猫はストレスを感じて鳴くということもあります。
室内の環境をがらりと変えたり、新しい猫など動物をお迎えしたということはないでしょうか?
また、トイレが汚れている、給水ボトルが詰まって水がうまく出ないといったことにもストレスを感じます。
猫ちゃんの周りをよく見て、猫ちゃんを何かが苦しめていないかどうかチェックしてあげましょう。
発情期で鳴く
発情期になると、興奮して大声で鳴くようになります。
これに関しては、叱ったりして止めさせるのは気の毒というものでしょう。
静かな部屋に移してあげたりして、一人になれる環境を作ってあげてください。
猫が鳴く理由についてまとめ
猫が鳴くには、必ず理由があります。
大事なのは、その理由に応じて対応を取ってあげることです。一概に叱ったり、無視したりしても効果はありません。
猫ちゃんがなぜ鳴いているのか、日頃からよく観察してあげてください。