猫が鳴く理由
猫が鳴く理由には、様々なものがあります。
人間の言葉をしゃべれない分、飼い主さんに向かって発しているメッセージなのです。
そのメッセージの内容によって、すぐに対処してあげるべきものもありますし、逆に無視するべきものもあります。
猫が鳴く原因別のしつけについて見てみましょう。
構って欲しい
猫は、構って欲しくて鳴くことがあります。
夜中や出掛ける前など、飼い主さんの都合と関係なく鳴かれるので困ってしまいますが、これにも対処法はあります。
まずは、日頃十分に猫ちゃんを構えているかチェックしてみてください。
飼い主さんと触れ合う機会が少なく、寂しい思いをしているのかもしれません。
その場合は、一日に何分と決めて、思いっきり遊んで構ってあげる時間を持つようにしましょう。
また、飼い主さんが留守の間、退屈していて寂しいと思う猫ちゃんもいます。
安全なおもちゃを出しておいて、飼い主さんが留守の間も一人遊びが出来るようにしてあげるというのも良いでしょう。
構えないときは、断固として無視しなければいけません。
鳴けば構ってもらえると学習してしまうと、ますます鳴き癖が酷くなってしまいます。
体の不調を訴えている
また、体調が悪い時にも助けを求めて鳴くこともあります。
声に元気がない、様子がおかしいと思ったら、全身の健康チェックをしてみてください。
排泄物の状態や、きちんと排泄できているかどうかも確認しましょう。
調べた上で原因がわからない場合は、必ず動物病院につれていってあげてください。
ストレスを感じて鳴く
猫は、ストレスを感じてそれを訴えるために鳴くこともあります。
室内の環境ががらりと変わったり、人や動物が増減したりすると猫のストレスになるでしょう。
また、猫のトイレが汚れたり、においが強くなりすぎたりしていませんか?
工事の音や、落雷、交通事故などの騒音にも敏感です。
多頭飼いをしている場合は、他の猫との不仲でストレスになっている場合もあります。
ストレスの原因を突き止め、改善してあげてください。
発情期で鳴く
発情期になると、大きな声で鳴くようになります。
これに関しては、しつけでなんとか出来るものではありません。
おもちゃやおやつで気を逸らしてあげる、静かな部屋に連れて行って落ち着かせてあげるなどの対策をとりましょう。
猫が鳴く理由についてまとめ
猫が鳴くのは、飼い主さんへのメッセージです。
まずは体調に異変がないか、次に何かストレスが掛かっていないか確認してあげてください。
構って欲しくて鳴くときに無視するのは心が痛むかもしれませんが、その方が猫ちゃんと飼い主さんのためにもなります。