マンチカンの餌の選び方
マンチカンは、マンチカンならではの体質やかかりやすい病気などの特徴があります。
例えば体質的に肥満になりやすいですし、体型の問題で椎間板ヘルニアにかかりやすい猫種です。
そのような問題を予防するために、餌選びを工夫することが出来ます。
では、具体的にどのような餌を選んであげれば良いのか見てみましょう。
高たんぱくの餌
マンチカンは筋骨ががっしりしている体型の猫です。
また、足が短いために余計に筋力が必要となります。
肥満であったり、筋力不足でいると、椎間板ヘルニアを引き起こすリスクが高くなります。
そのため、高たんぱく質の餌を選んであげると良いでしょう。
もちろん、日頃たっぷり運動をさせて筋力を保てるようにしてあげてください。
低カロリーの餌
マンチカンは、体質的に肥満になりやすい猫種です。
太ってしまうと、それだけで短い足の負担になります。
それに加えて(先述の通り)、椎間板ヘルニアを引き起こすリスクが高まります。
低カロリーで、カロリーの割に量がたっぷりあり、満腹感が得られる餌を選んであげましょう。
穀物不使用(グレインフリー)の餌
多くの猫にとってそうですが、穀物が多く使用されている餌は消化不良を引き起こします。
マンチカンも例外ではありません。
穀物が多く含まれている餌を与えていると、下痢・便秘・口臭などの原因となります。
穀物不使用(グレインフリー)の餌を選んであげましょう。
マンチカンにおすすめの餌
では、マンチカンにはどのような餌がおすすめなのでしょうか?
カナガン
一つ目のおすすめは、カナガンのキャットフード。
良質なタンパク質を豊富に含む動物性原材料を70%以上使用しています。
また、穀物不使用にもこだわっています。
自然の香料を使用しており、嗜好性も高いキャットフードです。
また、原材料にサツマイモを使っており、満腹感が長続きするつくりになっています。
ただし、動物性原材料が多く使われているので、白身魚を主成分に作られているキャットフードを食べていた猫ちゃんなら、最初は受け入れられないかもしれません。
時間をかけて少しずつ切り替えてあげると良いでしょう。
ジャガー
二つ目のおすすめは、プレミアムキャットフード ジャガーです。
こちらは動物性たんぱく質を80%使用しています。
穀物不使用なのはもちろん、人間が食べられる原材料(ヒューマングレード)を使って作られています。
もちろん人工添加物も使用していません。
ちなみに、パッケージにも鮮度を保つ工夫が施されています。
マンチカンに餌を与えるときの注意点
子猫のときは食べたいだけ与える
子猫のときは、食べたいだけ餌を与えて構いません。
成長期にたくさん餌を食べさせないと、強い体を作ることができません。
マンチカンは筋骨のがっしりした猫種なので、なおさらです。
ただし、性格上運動量が少ない場合などは与えすぎないように気を付けてあげてください。
たくさん遊んであげて、運動もたくさんして、食事もたくさんとれるようにしてあげましょう。
成猫になったら肥満防止に量を調節
成猫になったら、肥満を防止するために餌を与える量には気を付けましょう。
基本的には、餌のパッケージに記載されている通りの量を与えてください。
与える餌の量を決めるのは、体重と体型です。
体重・体型に気をつける
こまめに体重を測ったり、触って体型を確かめたりして、肥満になっていないかチェックしてあげてください。
多少太ってしまったくらいなら、運動量を増やしたり、餌をほんの少し減らしたり、おやつを止めることで痩せさせてあげることがあります。
気が付いたら太りすぎ……ということがないように、こまめに体重・体型のチェックをしましょう。
おやつは控えめに
おやつは控えめにあげるようにしましょう。
肥満の一番の原因は、おやつのあげすぎです。
甘えてきてかわいいマンチカンにはついついおやつを与えたくなってしまいますが、先述の通りマンチカンは太りやすい体質です。
おやつを与える代わりに、スキンシップをとってあげましょう。
運動になり、一石二鳥です。
とはいえ、食欲がないときやしつけが上手くいったときなどはおやつを上手に利用しましょう。
マンチカンの餌についてまとめ
マンチカンには、高たんぱく・低カロリー・穀物不使用のものを選びましょう。
それらの特徴を備えた餌であれば、スーパーなどで売っているレギュラーフードでも構いません。
また与えるときには、量を体重・体型をもとに気を配ってあげてください。
おやつはほどほどに与えましょう。
猫の餌の選び方の基本
猫の餌の選び方の基本は、「原材料に悪影響を与えるものを選ばないこと」です。
ネットではよくプレミアムフードがおすすめされています。
プレミアムフードかレギュラーフードかではなく、原材料を見て猫にとって良いものかどうか、その猫種に合ったものかどうか確かめる癖をつけるようにしましょう。
猫の餌の選び方の基本については、当記事の記事をご覧ください。