子猫なのは生後一年まで
個体差があるので一概には言えませんが、子猫といえるのは生後一年までです。
この時期は、成猫と与えるべき食べ物が違う・しつけをきっちりしてあげる必要があるといった意味で大切な時期です。
社会化期に関しては、この時期の過ごし方で猫のだいたいの性格が決まってしまいます。
子猫の社会化期について
猫が他の生き物や猫とコミュニケーションの方法を学ぶ期間のことを、社会化期と呼びます。
その期間は生後3~12週齢の間と限られています。
この時期に様々な物に慣らし、色々な経験をさせてあげることで、社交的で問題行動の少ない猫にしてあげることが出来ます。
しつけをしっかりと行い、適切な遊び方を教えてあげましょう。また、様々な餌を与えて味の幅を広げてあげることも重要です。
また目薬や歯磨き、外出やクレートトレーニングなど、今後必要になるであろうことに慣らしてあげましょう。
子猫の餌について
子猫に与える餌は、大きく分けてミルク・離乳食・固形のフードの三種類があります。
こちらの記事で詳しく解説してありますので、参考にしてください。
週齢いつから離乳食、週齢いつから固形のフードという目安はありますが、個体差もあるので子猫ちゃん自身をよく見てあげてください。
子猫のおやつについて
子猫には、おやつは必要ありません。
もし与えるとしたら、生後半年を過ぎてからにしてください。
与える場合も、食欲増進のため・しつけのご褒美にといった風に、目的がある場合のみにしましょう。
詳しくは、以下の記事をご覧ください。
子猫の遊び方について
子猫にとって、遊びはとても重要です。
特に、生後3~12週齢の間の社会化期に様々なおもちゃや遊びに慣らしてあげましょう。
ただし、激しすぎる運動を伴うもの・乱暴な遊びは控えましょう。乱暴に遊ぶ癖がついてしまいます。
また、人の手をおもちゃに使うことも避けましょう。噛み癖がついてしまいます。
子猫のしつけについて
子猫のしつけには、以下のようなものがあります。
- トイレのしつけ
- 爪とぎのしつけ
- 噛み癖のしつけ
- 鳴き癖のしつけ
詳しくは、以下の記事で詳しく解説しています。
社会化期は、子猫のしつけを行うのに最も重要な時期です。
この時期に、トイレ、爪とぎ、噛み癖、鳴き癖のしつけをしっかり行ってあげましょう。
しつけの基本は、「叱り過ぎないこと」です。
痛みの伴うしつけはもちろん、大声を出したりして委縮させてしまっても効果はありません。
子猫の飼い方についてまとめ
個体差があるので一概には言えませんが、子猫といえるのは生後一年までです。
この間に社会化期を迎え、餌はミルク・離乳食・固形のフードと変化していきます。
子猫の間はおやつは必要ありません。遊ぶときは、子猫の遊び方や体の疲れに配慮してあげてください。
この時期に、トイレ・爪とぎ・鳴き癖・噛み癖のしつけをしっかりしてあげましょう。