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迷い猫の探し方。有効な探し方とは?

迷い猫の探し方。有効な探し方とは?

あきら  

猫は何かの拍子に家から脱走して、行方不明の迷い猫になってしまうことがあります。2018年の6月18日にあった大阪地震では、地震にびっくりして猫が逃げ出してしまったケースが相次ぎました。迷い猫は、どのような探し方が有効なのでしょうか?

迷い猫の探し方

猫が家から逃げ出して迷い猫になってしまった場合、とても心配ですね。
しかし、逃げ出してからも家の周辺にいることも多いようです。諦めずに探してあげたいものですが、具体的にはどのような探し方が良いのでしょうか。

近所の人に協力を求める

普段近所付き合いがなければ勇気がいることかもしれませんが、近所の人にも協力を求めてみてください。
猫ちゃんの細かい特徴・写真を掲載した張り紙を作って、それを張り出すことを近所の人に一声かけて知らせておきましょう。
見かけたら教えてください、と伝えるだけで良いでしょう。
一言あるだけで、随分と協力してくれるためのハードルは下がることでしょう。
また、猫ちゃんを探し回ってずっと家の近くを歩き回ることは、場合によっては不審に見えてしまうかもしれません。
余計な誤解を与えないためにも、近所の人に伝えておくことは重要だといえます。

SNSを活用する

SNS上には、迷い猫の情報がたくさん出ています。
twitterやFacebookなどで猫ちゃんの細かい特徴といなくなった大体の場所、画像を共に発信して、ネット上の人の力を借りるのも良いでしょう。
「ネコジルシ」という愛猫家のためのSNSもあります。そこの「迷い猫掲示板」というコンテンツで情報を募るのも良いでしょう。
また、SNSで情報を発信するときは、くれぐれも飼い主さんの個人情報が流出しないように気を付けてください。

自分の足で飼い猫を探しに行くときは

自分の足で猫ちゃんを探しに行くときの基本として、キャリーバッグとおやつを持っていきましょう。
時間帯は、早朝か夕方以降が見つかりやすいようです。

まずは家の中を徹底的に探す

まずは家の中を徹底的に探しましょう。
いないと思ったら家の押し入れに隠れていた、食器棚の扉の中にいた、というケースもあります。
もし地震の拍子で驚いていなくなってしまった場合は、地震で開いた引き出しの奥にいた、というケースもあります。

家の近所から、陰になっているところを探す

外を探すときは、家に近い所から探しましょう。
陰になっていたり、狭いところだったりして、猫が姿を隠しやすそうなところから探します。
名前を優しく呼びながら、驚かさないように探しましょう。
外にいる猫は、家の中と違って警戒しています。

猫の匂いがついたものを置く

出来れば猫ちゃんが知っているところに、トイレやハウス、おもちゃなど自分の匂いがついているものを置いておくのも有効です。
匂いをもとに戻ってこられるケースもあるようです。
猫ちゃんが逃げ出したときのことも考えて、普段から外に連れて行くことも良いかもしれません。

おやつを撒いて待ち伏せする

猫ちゃんの大好物のおやつを撒いて、引き寄せるのも有効な探し方です。
待ち伏せが終わったら、おやつは片付けましょう。本当は野良猫やカラスなどを引き寄せることになるので、マナーとしてはあまり良いことではありません。しかし、愛猫の命が掛かっているかもしれない場合、少しは許されても良いのではないでしょうか。

監視カメラを設置する

家の敷地内に、監視カメラを設置するというのも一つの探し方です。
留守の間に、近くに猫ちゃんが通りかかっていないかどうかチェックすることができます。
高くつきますが、今後の防犯も兼ねて設置を決めても良いでしょう。

迷い猫の探し方についてまとめ

一度逃げ出した猫は、探すのは大変かもしれません。
しかし、数日、数ヶ月、数年後に戻ってきたというケースもたくさんあります。
見つからなくても、諦めずに探し続けてあげてください。

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