老犬の年齢の定義
まず、何歳から「老犬」とみなすという定義はありません。
個体によって一般的に老犬と言われる年齢でも元気いっぱいな犬、一般的にまだ成犬と言われる年齢でも老化現象が始まっている犬と、それぞれに違うからです。老化現象が起こることが早いか遅いかが個体によって異なるのは、人間と同じです。
老犬の年齢の目安
とはいえ、統計的に「ここくらいから老犬といえる」というデータはあります。
小型犬、中型犬、大型犬順にみていきましょう。
小型犬は9~13歳から老犬
チワワやダックスフント、ポメラニアン、トイプードルなどはこれくらいの年齢から老犬と考えて良いでしょう。
小型犬は特に、足腰が弱ってこれまで生活してきた環境だと転びやすくなったり不自由することがあります。
中型犬は9~11歳から老犬
コーギー、アメリカンコッカースパニエル、ブルドッグなどはこれくらいの年齢です。
大型犬は7~10歳から老犬
ゴールデンレトリーバーやラブラドールレトリーバー、ダルメシアン、ドーベルマンなどはこれくらいの年齢です。
元々多くの運動をしていたのが活動量が減り、肥満になりやすい傾向があります。
老犬になったら注意してあげたいこと
老犬になったら、注意してあげたいポイントをまとめました。
日々の健康チェック
目、耳、鼻、口、体全体の様子、歩き方や走り方、被毛の状態など、日々の健康チェックはこれまで以上に入念に行ってあげてください。
異常があったらすぐに気付けるようにしてあげて、早めに対策を取りましょう。
若い時より頻繁な定期健診
若い時よりも、頻繁に定期健診を行って何か病気を発症していないか注意してあげましょう。
老犬の定期健診は三ヶ月に一度が目安です。その他にも、少し様子がおかしいなと思ったら病院に連れて行ってあげてください。
住む環境を整える
これまでなんともなかった段差や、寒さ暑さ、障害物などが老犬になると苦痛なものになることも多くあります。
これまで以上に犬が過ごしやすい環境を整えてあげて、安心させてあげてください。
食事の量を減らす
もちろん、老犬用の食事に切り替えましょう。
食事の量が減ってくることも踏まえて、栄養バランスが良い、それでいて食いつきが良い餌を与えてあげてください。
運動量を減らす
散歩に行くのを嫌がるようになります。
まずは、脚や関節に異常はないか、どこか具合が悪いところがないか見てあげてください。
その上で、散歩の時間は短くするとしても室内で一緒に遊んで運動はさせてあげてください。肥満防止のために運動は必要です。
老犬になっても変わらず愛情を注いであげて
飼い犬が老犬ともいえるような年齢になれば、たくさんの楽しい思い出があることでしょう。
姿かたちも少し変わり、これまでとは同じようには遊べないかもしれません。ちょっと悲しくなってしまうこともあるでしょう。しかし今のその子に最適の接し方が何なのかを考えて、ずっと愛情を注ぎ続けてあげてください。